12/9 高丸山

地図を見ながら、何処へ行こうか検討。高梁市の高丸山が林道が山頂近くまで延びていてちょっと歩けば登頂出来そうなので行ってみることにしました。
高梁市のききょう緑地公園に車を置かせて貰ってスタート。国道313は交通量が多く危ないので直ぐに成羽川沿いの道に入ります。この道は高梁のマラニックを走った時に知りましたが、車も殆ど通らないのでランニングや自転車には良い道です。県道35まで国道には出ずに行けます。
県道35を南へ進み、神楽公園でトイレ休憩。ここも駐車場があるので、ここをスタートでも良かったかも。神楽公園から少し走った所で右折し熊谷の集落へ。最奥の民家を過ぎると本格的な上り。ここで変速が不調になりスプロケットとスポークの間にチェーン落ち。キッチリは調整出来ないので、取り敢えずチェーン落ちだけはしないようにしてリスタート。e-bikeは一番軽いギアにしなくてもアシスト力を強くすることで登れてしまうので、こんな場合も良いですね。
登り切ると分岐に出て、右が高丸山方面。道標には三本松と記されていますが、地図には載っていないですね。右に進み少し登ると展望が開け数件の民家と太陽光発電施設。こんな所にも!最近、国土地理院の地図をリロードすると、山の中に太陽光発電所がやたら出てきて時代を感じます。さらに奥に進むと、もう1つ集落があって、その先から未舗装路?になりました。?としたのは元々は舗装路で、その上に土砂や落ち葉が堆積したものなのか、未舗装なのか判らない感じだから。直ぐに分岐に出ますが、地図と違って3つに分岐。右は方向的に地図には載っていない道の様。真ん中が地図の右側の道の様ですが直ぐに道が消滅。仕方なく左の道を進みます。所々荒れていて押しが入りました。再び道が合流するちょっと手前にも分岐があり、こちらは奥の池へ繋がっている様でした。そこから直ぐに合流点で、何故かマイクロバスが捨てられていました。その横には錆錆の看板。平成3年にこの辺りの保安林の整備が行われた様ですが、その後は何も手入れされず今に至る
といった感じ。30年程前は今来た道もマイクロバスも通れる道だったのでしょう。
合流点から更に奥へ進みますが、道に草木が茂り、路面も猪に荒らされていて、殆ど押し歩き。あと少しで高丸山山頂でしたが、酷くなって来たので止めることにしました。登頂が目的だったら無理にでも行きますが、林道探索が目的なので。合流点に戻り、今度はもう一方の道に進みましたが、途中から地図上の道から外れ、廃屋に出ました。昔はこんな所にも住んでいた人がいたんですね。ブラウン管テレビが転がっていたりしてここだけ時が止まっているかのようでした。地図の道がある所まで戻ってみましたが、その先に道は無さそうだったので往路を戻りました。
もう1か所林道探索を考えていたので、道標のあった分岐まで戻り、今度は美星町方面へ下ります。途中、日出谷へ降りる林道に入ってみると予想通り未舗装路でした。少し下ると分岐があって、先ずは左の尾根上の道に入ってみます。緩いアップダウンの道で、このまま尾根上を進めたら面白いのにと思いましたが、直ぐに尾根を外れ左に降りる道になったので止めました。野田へ降りられるのかも知れません。分岐に戻り、日出谷へ降りる道も途中何か所が溝が切ってあるとこだけ降りましたが、あとはずっと乗って下れました。最後九十九折の道を降りると舗装路となりました。
国道313に出た所で15時前。まだ時間があるのでもう少し走ろうと、羽山渓へ行ってみることにしました。羽山渓は車では通ったことがありますが、自転車では初めてだと思います。羽山渓の道もなかなかの険道なので前後ライトを点けて走行。そんなに急坂は無く、先ずは羽山第二トンネルに到着。巨大岩盤をくり抜いただけのトンネルで、反対側は絶壁。声がすると思ったらロッククライミングをやっていました。車のナンバーを見ると関西や四国のナンバー、こんな所まで遠くからやって来るんですね。羽山第一トンネルを抜けて右に進むと、かぐら街道。津山に至るやまなみ街道と同じく、上り下りしかないような道。でも、こちらの方がより生活道路の感が強いので、通る車も多い。バッテリーにまだ余裕があったので適当に走っていたら思いの外アップダウンが多くバッテリーを消費。慌てて地図を見ながら、上らなくて済むコースをチェックして高梁のスタート地点へ戻りました。

分岐を高丸山方面(右)へ

こんな所にも太陽光発電施設

最奥の集落

林道分岐

左側の林道

廃バス

ここで撤退

右側の林道

日出谷の林道

日出谷の林道

羽山第二トンネル

羽山第一トンネル

岩を削って作った道

霧の海展望の丘

緑色が今回