6/11 伯州山

 お天気もいまいちなので、早朝から行動するほどのやる気も無く、何処に行くか良い案も浮かばず。地図を見ていたらGWに伯州山から人形峠へ縦走した時、降り道が幾つかあったことを思い出したので、それではその踏査でもしようかと行ってみることにしました。と言うことで、午後からのスタート。やる気のない日はダメですね、カメラを忘れたことを着いてから気付きました。
 イワウチワの季節を過ぎれば人も来ないと思ったら駐車地には車一台停まってました。釣り人って場合もありますが。この間滝谷コースを登ったので、今回は本谷コースから。林道は舗装路部分が増えてました。登山道は出来てから数年後辺りは藪に戻りそうな時期もありましたが、歩き易い道になってました。40分程で山頂。
 雨が降りそうなお天気なので先を急ぎますが、ネマガリダケの切り株に足を取られるのでペースを上げられず、途中転んで服に大穴が・・・。前回の踏査で1031mピークまで3つ4つ降り道があることを確認してましたが、一番楽しそうなのはブナ林の残る1031mピーク手前からの尾根道だったので、先ずはそこから降りることに(地図の①)。途中の小ピーク辺りまでブナ林が続き、道も歩き易くてなかなか良い感じ。イワウチワ・イワカガミも広範囲に自生していて花期はイワウチワロードになりそう。小ピークからの下りが急斜面で歩き辛いですが、そこから下は左側が植林で作業道として使われていたのか落ち着いた道になってました。最後急斜面を降りるとポンと地図にはない林道に出ました。
 林道を登ると直ぐに林道分岐。左の道を選択(地図の②)。林道終点からも小道があったので沢沿いに登って行くも小さな滝の手前で踏み跡も無くなったので引き返しました。林道分岐まで戻り、もう一方の林道へ。最初下り道だったので、そのまま降りて車道に出るのかと思ったら、直ぐに左に折れ山に向かう(地図の③)。途中、左右に切り開きがありピンクのテープもあるのを確認しましたが、取り敢えず林道終点へ。この辺りの植林はしっかり枝打ちされて真直ぐ伸びた杉が美しい。林道終点からは沢沿いに小道が続いていたので登って行くも、ここも途中で道が無くなる。直ぐ右上に尾根が見えたので、斜面を這い上がったら切り開きのある尾根に出ました。ここは地籍調査のための降り道として切り開かれただけといった感じで歩き難い。もう少しで稜線に出る辺りからはここもイワxxがいっぱいでした。
 稜線に出ると左のピークからもう一つの降り道を降ります(地図の④)ピークから降りる所に階段とか付けられているので、ここは今後も登山道にするみたいです。少し降りると植林の中となり、あまり面白い道ではありませんが、ここもイワxxが多数。この辺りの尾根は何処もこのような感じのようです。道は歩き易く、ずっと植林の中を降りて行くと林道途中でチェックしていたピンクのテープの所に出ました。反対側にもテープがあるので③のコースもここから尾根伝いに登れるのかも知れません。
 最後、林道を下り車道に出て踏査終了。伯州山に登り、御林山辺りのブナ林を楽しみ、1031mピークの手前から降りるコースがお薦め。来年イワウチワを愛でるとしたら、1031mピークからの下り道かな。今後このコースがメインコースになりそう。