4/2 三室山〜天児屋山

 今回のお題は加地川から赤西山〜三室山〜天児屋山でしたが、寝坊したため三室山〜天児屋山となってしまいました。
加地川沿いの林道に入るのは初めてで、何処まで除雪されているのか判りませんでしたが、結構奥まで除雪されていました。除雪終点までは車で入らず、広いスペースのある所に駐車し、サッサと歩き出します。既に9時半。そこから除雪終点までは1.3km程でした。雪の上には足跡がありましたが、所々沢に降りているので渓流釣りのよう。林道分岐から沢を渡る予定でしたが沢には橋が掛かってなく「?」と思ったら川底がコンクリート舗装された所を渡るよう。計2ヶ所あり両岸1m位の雪壁にステップを作って昇降するのにちょっと疲れました。そこからは1174mピークに向かって植林の急斜面を直登します。枝打ちもされていない植林の中、枝を避けながらの急登で結構しんどい。
 標高差400m程稼いだらやっと植林を抜け程なく1174mピーク。ここから展望の稜線歩き。お天気もまずまずで、雷雨もある予報でしたが大丈夫そう。晴れたり曇ったりで、晴れれば暑いし曇れば寒い。最近雪が降ったようで10cm前後の新雪、吹き溜まりは20cm以上の所も。程なく赤西山〜三室山の稜線に合流、出遅れたため予定していた赤西山往復は断念し、三室山へ。また何時かこの間もカバーしましょう。三室山は三角錐のピーク、山頂部はどの方角から登っても急登できつい。
昼過ぎに三室山に到着。足跡からして今日一人訪問者があったようです。風に吹かれながら休むと寒いので補食を採ったら直ぐに大通峠へ向け降ります。先行者も自分と同じスノーシューのよう、その跡を辿ります。山頂部を降りてしまえばあとはダラダラとした下り。展望の稜線歩きを楽しみます。木の無い所は尾根上地肌が覗いている部分もありますが、その横にはまだまだ高い雪庇が残っていたりして面白い。
 1時20分に大通峠まで降りる。まだ時間は有るので天児屋山まで登ることにします。峠からのちょっとしたピークを越えると先ずは1199mピーク。遠くから見ると緩そうでしたが間近で見るとまあまあの急登です。斜面には所々亀裂も入っているし新雪も載っているので雪崩れる危険性大。木のある斜面を選んで登ります。この辺りが一番新雪も深く辛い上りでした。1199mピークから天児屋山までも同じ位の標高差の上り、最近体調が悪いので既にバテ気味なのが情けない。最後頑張って14時前に天児屋山に着く。
 天児屋山にも今日の足跡が多数ありグループで登って来た人がいたようです。江波峠方面の稜線も魅力的でしたが、そこまで行く時間は無さそうなので、高倉との鞍部へ向けて下山します。ここは緩い尾根下りでしたが、急な所では新雪とともに何度か滑り落ち「おっと」でした。もう少し新雪が堆積していたら表層雪崩になるのでしょうね。尾根の途中からは正面に高倉とくらますが見え、高倉は頂上まで植林のよう。余裕があれば高倉も、と思っていましたが、面白くなさそうなので止め、長い林道を戻りました。16時45分に駐車地着。
 加地川沿いの林道、意外と奥まで除雪してあるは情報として収穫でした。またここから波佐利山〜赤西山とかくらます〜高倉など歩いてみるのも楽しそうです。