11/26 阿讃山脈縦走路トレイルランニングレース

 八頭町のハーフマラソンは風邪でキャンセル、氷ノ山トレイルは開催中止で久しぶりのレースでした。当初、出る予定は無かったのだけれど、前述の理由でエントリー。おんたけスカイレース、大江山登山マラソンと夏場のレースはどちらも大失速の失敗レース(最後は歩きになった)だったので、今回はどうなるか?ちょっと心配。
 朝起きると鼻ズルズル、喉も痛い。風邪を引いたようだ。ただ身体の怠さなどは無いので予定通り5時半に岡山を出発。坂出ICを降りて直ぐのところを道間違い。以前も同じ間違いをした気がするが、我ながら学習能力無し。ちょっとタイムロスして6時45分に琴南公民館に着く。車を降りると無茶苦茶寒い。服装をどうするか迷ったが、走り出せば直ぐに暑くなるので予定通り半袖半パンにする。ストックは使用不可とはなっていなかったので勿論持って行く。今回もストックを持っている人は2、3人くらいか。
 8時に琴南公民館をスタート。今回はコースの予備知識無し。なので最初は林道でも登るのかと思っていたが、500m位走っただけで山道突入。しかも狭い急坂の道。最後尾辺りからスタートしたので早くも大渋滞。最初から頑張って潰れるパターンのレースが続いたのでこの方が良かったのかも。ペースが落ちた人、服を着替える人などを交わすだけで自分から抜くことをせず前に付いて行く。しかし、のっけからこの急坂は脹ら脛に来ます。ストックの有り無しが後半効いてきそうな予感。途中、鏑木さんが後ろから抜いて行った。真ん中を外れると登り辛い道もスイスイと登って行くところは流石。
 40分程で笠形山に着く。ここからは一転、緩いアップダウンの道となった。所々急坂もあるが、かなりの部分走れる道。まだ疲れもないので気持ちよく走る。下りもガンガン下り、自分なりに速く下ったつもりが女性2名に追い抜かれる(ガクッ)。その後も付いて行けず離される。
 竜王山には2時間18分で着く。ここからは下りという簡単なコースイメージしか持っていなかったが、この先の稜線を見るとまだアップダウンが幾つもあるようだ。竜王山を過ぎて直ぐ辺りだったかスタッフの人が50番くらいと教えてくれた。最後尾辺りから登りに入ったのでまだまだ半分以下かと思っていたが、何時の間にかそんな順位まで来ていたようだ。そんなに抜いた覚えはないのだが。今回の目標は50位以内、出来れば全体の1/3以内だったので、もう少し頑張れば何とかなりそう。俄然やる気が出て来た。予想通りまだ幾つかアップダウンがありどれも短いが急な上りが続く。その上りで失速している人を抜き、下りで追い付かれつつも徐々に引き離す。抜かれた時はもう追い付かないだろうと思っていた女性2名もあと数キロの所で追い付いた。やはりペース配分って大切だと思う瞬間だった。
 スタッフからゴールまで1.5kmと教えて貰った所から最後の下りに入る。急な九十九折りの道が続く。下りに入る手前で抜かれた人に食らい付くが徐々に引き離される。やはり下りは遅いようだ。竹林が出てくると国道も近い。
 国道に出ると、丁度反対側を尽誠学園の陸上部が登って来てすれ違う。ここも練習コースの1つなんだ、なんて思いながらゴール。記録は3時間33分1秒、総合43位で何とか目標達成。久しぶりに最後まで粘れたレースだった。相変わらずスピードは無いが、疲れも少なく足の筋肉痛もあまり無かった点は徐々に進歩して行っている点かも。
 最後に大会に対する雑感など
  ・ロング150名弱、ショート70名弱と参加者が少なく、あれだけスタッ
   フを出して割に合わないのではないかと心配したりしますが、一日楽しく
   遊ばせて貰いました。感謝です。
  ・コースについて
   24kmのコースは、林道や車道を繋がないとなかなか出来ないものです
   が、ここは殆ど山道なのが良かったですね。最初と最後の坂が急なのがき
   ついですが、中盤は走れる割合も高く、地元だったら頻繁に訪れたいコー
   スだと感じました。もう少し道幅が広くなると尚のこと良し。
   山道に入る前にもう少し距離を稼いでばらけたところで山道に入った方が
   良かったかな。
  ・レース終了後直ぐに温泉に入れるのも良かった。そのせいか筋肉痛に成ら
   なくて済みました。

 腕時計の記録
  総標高差 上り 1752m
       下り 1551m
  距離   25.17km(GPSでは24kmくらいなので
               ちょっと多めに出たかな)
  時速   7.1km/h
  エネルギー消費量 2517kcal
  平均心拍数 153bpm

スタート前風景

追い抜いていく鏑木氏

腕時計のデータ

GPSトラックデータ