10/17 蒜山高原マラソン

 剣山のトレラン、大江山の登山マラソンと出たが、まだ普通のロードレースは走っていなかったので蒜山のマラソンを走ることにした。ハーフマラソンでも良かったが、日頃走っている10kmをどの位で走れるのか知りたかったのと午後から山歩きをしたいので10kmを選択。
 駐車場があまり無いようなことがハガキに書かれていたので早めに行ったが、7時半に会場に着いたら全然余裕だった。取り合えず受付だけ済ませて車で仮眠を取る。今日は距離が短かく最初から飛ばすことになりそうなので1時間前からウォーミングアップで5、6周駐車場のグランドを走る。その後、スタートが1つ前のハーフマラソンのスタート風景を写真に撮ったり、トイレに行ったりしていたら出遅れ、今回も最後尾辺りからのスタートとなった。計測チップが付いているので自分がスタートラインを越えた所から計測されると思い、スタート位置は気にしていなかったが、参加した人の話を聞くとスタートの号砲から計測とのこと。最低目標の50分は切れるかな、とちょっと心配になりながらのスタートとなった。
 スタートすると40秒ぐらいかかってスタートラインを通過。ここでストップウォッチを押す。流石に最後尾だとペースが遅く10km/hも出ていない。最初の直線を過ぎてからは道路端を走り路肩で交わせる所が有れば、ヒョイと前に出る走りで前に行く。2km辺りまではそんな走りでなかなか前に行けなかったが、その辺りからやっとばらけてきて前に行けるようになった。蒜山三座を縦走し帰りに自転車道を走った時はアップダウンが結構あった気がしたが、マラソンコースはそれ程でもないな、と思っていたら、3.5kmを過ぎた辺りから長い上りが待っていた。その途中、4kmを過ぎた辺りだったか、早くも先頭の男子選手数名が折り返してきて、その直ぐ後を天満屋の中村選手が追走していた。一瞬だったが中村選手の走りも見ることが出来た。最後の長い上りは案外軽快に登れ、抜くことはあっても誰にも抜かれなかったのはちょっと自信になった。
 折り返してからは直ぐの上りをクリアすれば後は基本下りなのでガンガン飛ばす。あと3kmくらいで速そうな人に追い付き、追い越すと抜き返されたので、あとはその人をペースメーカーに食らい付く。流石にあと2kmくらいからは心肺機能的に目一杯に近くなった。会場の直線に入ると、このレベルでもスプリントはするんたな、と思いながらスプリントに付いて行き、抜き返すパワーは無かったが、離されずゴール。立ち止まるとちょっと立ち眩みがした。
 結果は48分41秒 で 40才以上男子の部72位 総合170位
 腕時計でスタートラインからの計測では48分5秒だった。
 練習での一番良い記録が46分台くらいなので、スタート位置がもっと前だったらそのくらいでは走れたようだ。やはり、タイムを狙うにはスタート位置が後ろ過ぎた。自転車のホビーレースもそうだったが、マラソンも特に距離が短いレースはスタート位置は重要だと改めて思った。またロードレースを走る機会が有ったら今度は前に列ぼうと思う。
 レース後は直ぐに山歩きに行くため駐車場を出る予定だったが、よく考えたら駐車場はレースコースの中にあり、結局ハーフマラソンの制限時間が過ぎる辺りまで1時間ほど待つことになった。三々五々帰れるようにこの辺りは何か一工夫欲しいところだ。また、帰りは交通整理もなく、「我先に」という車で余計に時間もかかり危なかった。帰りも交通整理はして頂きたかったと思う。

ハーフマラソンスタート風景

腕時計の記録
 時間   48分5秒
 距離   9.91km
 平均時速 12.4km/h
 平均心拍 162bpm
 上り合計 106m

GPSトラックデータ(黄色)