11/11 YABU 2012 マラソン

今まで自転車レースもランニングのレースもあまり雨に遭った事がなかったのですが、氷ノ山トレイルに続いて2レース連続の雨。止めようかとも思いましたが、開通前の北近畿豊岡自動車道(八鹿氷ノ山IC〜和田山IC間)を走れるということで雨の中行ってきました。

思いの外道が混んでいなくて8時には指定駐車場に着き、バスで会場へ。受付を済ませスタート地点へ行くと更衣室用の小さなテントが2張りと仮設トイレ10個。「えっ、こんなので足りるの?」と思いつつ、テントで待機。雨が本降りになり結構寒く、ギリギリに来れば良かったと後悔。9時頃になるとテントも一杯になったが雨で行き場もないのでテントで過ごす。スタート前30分になってやっと外に出るとトイレも長蛇の列。15分かかってトイレを済ませ1km程ウォーミングアップしていたらスタートを15分延ばしますのアナウンス。おいおい。スタート5分前辺りから大会関係者の挨拶。ゲストの太平サブローさんが「雨だけど大丈夫!、殆どトンネルらしいから」と笑わせてくれた。今日は25km全部走られるそうだ。そのあと注意事項の説明があり、15分後の10:45分も2分程超過しスタート。何ともいい加減。

スタートして100mも走ると早速トンネルに入る。コース図では片道12.5kmの2/3がトンネルのようだ。今回は中途半端な距離なので、タイムは気にせず楽しんで走ろうと思っていたが、雨で景色など楽しむのも難しいので、頑張って走るモードに変更。マラソンシーズン最初のレースで、まだスピード練習もしていないので、どれだけのペースで走れるか判らないが、取り合えずキロ5分を目標にする。トンネルが多いのでGPS腕時計はフットポッドで補正しても正確でないので、1km毎の距離表示でペースをチェックしながら走り、キロ5分弱ペースで走る。

2つめのトンネルに入った辺りからだらだらとした上りが続く。最初は調子良かったが長いので次第に苦しくなる。下りに入るとこちらもだらだらとした下りが長い。トンネルの中だが意外と向かい風が強く思った程ペースは上がらない。11kmを過ぎ、短いトンネルに入った辺りからやや下りが急になり、トンネルを抜けて直ぐに折返す。

復路の前半はひたすら上り。一杯一杯なところで頑張るが、次第にみぞおちの右辺りが痛くなる。調子が悪い時はよく痛くなるので良くないパターン。こうなるともうペースを上げるのは無理なので、あとはペースを出来るだけ落とさないようひたすら粘るのみ。しかし、徐々にペースは落ち、結構な人数に抜かれた。前半は雨も気にならなかったが、後半は超暑がりの私も寒さを感じ辛くなる。最後の3kmのトンネルに入った頃にはフルマラソンの35km過ぎのような疲労感。トンネル出口近くまで上りが続き辛かった。それでも最後の100mは藻掻いてゴール。粘ったがキロ5分には12秒届かず、2時間5分12秒。もう少し頑張れなかったかと思ったが、この時期こんなものか。終わってみると腹筋も悲鳴を上げていたので、マラソンシーズンに向けてスピード練習と筋トレも疎かにせずやろうと思う。

レース後は更衣室も満杯で、仕方なく下った所にあるトンネルで寒さに耐えながら着替える。1回きりの大会なので仕方ないが、参加者数や雨天対策などもう少し考慮して欲しかったように思う。