【沖縄の山】名護岳(なごだけ)

 比地大滝を出たのが14時過ぎ。次は塩屋富士とネクマチヂ岳を予定していたので、塩屋湾を望む六田原展望台へ。行ってみて六田原展望台には前回も行っていたことを思い出した。前回は入れた展望台も今はもう入れないようになっていた。そして、その場所に登山道の案内板もあったが、登山道は既に自然に帰っているようなので諦めることにした。旅行から帰って本屋で「沖縄の山」を見ると道の駅おおぎみから登れるルートがあるようなので、また沖縄に行く機会があればそちらから登ってみようと思う。
 と言うことで、他に予定していた本部富士か名護岳のどちらかに行くことにするが、本部富士は登山口を探す必要があるので、確実に登れるだろう名護岳に決定。
 15時過ぎ、登山口である県立青年の家に着く。奥の体育館の駐車場に車を置き、15時15分に出発。直ぐにキャンプ場がありその先から登山道が始まる。流石に道はよく整備されている。暫く登ると左に道が分岐している。車道に出られるようだ。さらに登ると今度は右に道が分岐しており、「南展望台へ」とあった。展望所があるなら寄ってみようと右に進むがどんどん下るだけで展望所は現れない。結局殆ど青年の家近くまで戻った所でコンクリート舗装の遊歩道に出た。南展望台とは青年の家近くの展望所で、展望所からも登れるということであった。分岐まで戻り、本来のルートを更に進むと前衛のピークに着き、そこから一端下って登り返すと名護岳山頂に着く。名護岳も展望は素晴らしい。北には名護湾や昨日登った安和岳、嘉津宇岳を始めとする本部半島の山々、東には以前車で上った多野岳が近い。遠くには今日登った辺戸御嶽が見えている。日は既に傾いているがそれでも直射日光を浴びると暑さを感じるくらい。日陰で風を受けると心地よい。
 山頂からは一気に下って車道に出る。車道を少し下ると右に歩道が続いているのでそちらへ進む。こちらは沢沿いの道で、南国特有の森に斜光が差し込みなかなか良い雰囲気だった。その沢から離れ少し上ると再び車道に出て、出た所に東屋があった。東屋より少し上流から前述の分岐まで戻れるようだが、車道を下った途中からまた歩道に戻るルートで青年の家まで戻る。17時15分駐車地に戻る。
 日没まで1時間程。昨日は見られなかった夕日を今日は見られそうなので、車で南展望台まで移動し、夕日を見てから帰ることにしたが、待った甲斐があり海に沈む夕日を見ることが出来た。
体育館の駐車場

登山道

前衛のピークから望む山頂

名護岳山頂

本部半島の山々を望む

近くに多野岳、遠くにやんばるの山々を望む

東屋から望む名護岳

夕日

夕日

GPSデータ