10/13 青下から扇ノ山

 今年の氷ノ山山系トレイルレース、第1回大会とはコースが一部異なる。まだ山歩きでも歩いていない部分、青下〜上山高原をレースの下見も兼ねてこの機会に歩いてた。
 青下ふるさと体験ハウス?の駐車場に車を停めスタート。車道を上へ少し歩くと「上山高原」の道標があり右折し民家の脇から山へ入る。本当にここで良いの?と思ったがGPSで確認すると間違いないようだ。最初は植林の中の作業道といった割と急な道を登る。急登が終わり中ノ段まで来ると植林が終わり気持ちの良いブナ林に変わる。直ぐに馬の背に着き道も緩やかになる。旧草原界の道標辺りからは道標が示すように二次林のような森になった。道幅も広く傾斜も緩いのでレースでは気持ちよく降れそう。そんな道を走ったり歩いたりしながら進むと上山高原に出た。
 上山高原にも地図上点線の道があるので探してみたが、こちらは見つけることが出来なかったので車道を歩き、河合谷コースの登山道へ入る。泥濘に新たな木道が出来ていたりした。山頂付近はブナの黄葉も始まっていた。レースのある2週間後辺りが紅葉には丁度良いかも。
 山頂に着くと結構登山者がいたので休憩は止めて直ぐに折り返して畑ヶ平へ降りる。夏場は草が茂って歩き辛かったりするコースだがレースのためなのか草刈りがされていた。快適に走って下ると直ぐに登山口に降りる。車道を下り途中から左馬殿道に入り上山高原へ出ることも考えていたが、入口が木材搬送のため重機で塞がっていたのでそのまま車道を下る。第1回大会ではこの辺りでハンガーノックになりきつかったことを思い出しながら下る。道は途中復旧工事を行っていて車両は通行止めになっていた。
 肥前畑との分岐から2Km程下ると霧ヶ滝の入口に着く。時刻は14時45分とちょっと遅いが霧ヶ滝まで行ってみる。しかし、沢沿いの道は歩き辛いことをすっかり忘れていた。思いの外上りも多く時間がかかる。途中、滝の写真を撮っている人と出会う。お互いこんな時間に人がいると思ってなかったのでびっくり。氷ノ山界隈の山には良い滝も多いので滝見を趣味とする人には良い山域なのかも知れない。
 滝見を終えて再び車道に出、更に2km程下ると青下集落への分岐に着く。ずっと下って終わりと勘違いしていたが、最後駐車地までの1km程はずっと上り。心地よい秋風を受けながらだらだらと歩いて戻る。

 第1回大会では上山高原から左馬殿道を通り畑ヶ平へ出て、車道を肥前畑へ降りるコースだったが、上山高原〜青下〜肥前畑の方が標高は下げるものの距離も短いし走り易いので楽かなと思いました。


 マゼンタ : ガーミン FORERUNNER 610のログ
 シアン  : SUUNTO AMBITのログ


案内板


青下ふるさと体験ハウス?


登山道入口


馬の背付近


扇ノ山ブナ林


霧ヶ滝