4/25扇ノ山の写真

4/25は再び扇ノ山へ。4/3に姫路から歩いて今年は雪が少なそうだったので、まだ雪があるうちにともう一度行くことにした。今回は河合谷から歩く。高原の道はいつもの展望所の手前に残雪があり、無理をせずそこから歩くことにした。天気は晴れ、高原を吹き抜ける風が心地よい。ウールの下着1枚で丁度良い。距離3km、30分も歩けば登山口に着いた。登山道に入ると何時もぬかるんでいる場所に新しい立派な木道が設置されていた。木の板を数枚敷けば済むだけのように思うのでちょっともったいない気がした。4月、寒い日が多かったせいか雪は予想していたよりはるかに残っていて大ズッコや山頂北面はまだ一面の雪を残していた。深いところはまだ1m以上ありそうだった。「流石は扇ノ山」とこの景色を見られたことを嬉しく思う。これでブナが芽吹いていれば最高だったが、これはまだもう少し先になりそうだ。
山頂に着くと団体さんで賑わっていたので直ぐにUターンし、今度は畑ヶ平へ降りる。山頂東面は他と比べて大ブナが多いのが良い。雪は所々無かったりするので登山道を外さないよう降りる。登山口からは林道を歩き、ふるさとの森の登山口へ回り込む。ふるさとの森の登山道は今日歩いた人があったようで、足跡をトレース出来たのは登山道が判り辛い植林地を歩くのに助かった。休憩所からは展望も開け後は尾根を登るだけだと思っていたが途中から藪に阻まれ仕方なく尾根を外れ斜面を登る。予期せぬ所で手こずったが再び山頂に着く。もう誰もおらず、静かな小屋で小休止した後、河合谷登山口へ向け降りる。再び残雪の景色を楽しむ。大石登山道との合流点まで降りた時、まだ時間があったので予定変更し、大石登山道を降りることにした。大石登山道辺りもまだ一面に雪が残っており、登山道が判らないのでGPSを頼りに植林地への入口を外さないよう歩く。植林地からは迷うことなく登山口に出ることが出来た。林道は西面だから雪はあまり無いと思っていたが、こちらも意外に残っており、ずっと上りということもあって時間がかかった。河合谷登山口を過ぎた頃にはすっかり日も傾き、夕日に照らされ赤く染まった日本海が綺麗だった。
大ズッコ北面

山頂東面

ふるさとの森登山口手前から望む扇ノ山

ふるさとの森登山道から望む氷ノ山

ふるさとの森登山道 休憩所

ふるさとの森登山道 山頂近く

夕日に染まる残雪のブナ林

河合谷高原と夕日に染まる日本海

GPSトラックデータ(黒色が今回データ)