マッコウ

2/21はマッコウへ。久しぶりに岡山県側から行ってみることにした。黒木ダムまで来ると除雪車が除雪中であったので除雪車と間隔を置いて付いて行く。結局、倉見温泉の先の別荘地まで除雪され、そこに辿り着いたのは10時半であった。10時50分に別荘地を出発。倉見温泉の手前、除雪車が戻ってくるのを待機中に追い抜いていった車が除雪終点に停まっており、そこからかんじき跡が付いていたので、てっきり同じくマッコウか三十人ヶ仙・天狗岩を目指す登山者かと思ったが、川沿いの何か施設を点検に来られた地元の方だった。今週降った雪はせいぜい5cmくらいかと思っていたが15cmくらいはあった。新雪でさらっとして重くはないし、沈み込み量が一定なので歩き易い。勝間田高校演習林宿舎の所にある残雪量を計るものさしで残雪50cm程。先週の沖ノ山、東山の残雪量からしてこの辺りだと殆ど解けてしまっているかと思ったが意外と残雪があった。岩淵林道に入り、中間点辺りの分岐まで来る。出発時間が遅かったのでどうするか迷ったが、前回と同じではつまらないので、予定通り右の派生林道に入り1033mピークへ登り後は稜線づたいにマッコウに至るルートで行くことにした。派生林道は地図通りに付いており、地図通りの地点で終点を迎えた。終点からは右の急斜面を登り尾根に出る。尾根は手入れ(間伐)のされていない植林地で歩き辛い。1033mピークは雑木林の広い平坦面で隣にアンテナの設置してある少し高いピークが見えた。1033mピークからの下りは所々大木もありまずまずの雰囲気。鞍部まで下った所で右から林道が来ていた。鞍部からは1017mピークへ登るとあとはダラダラとした上り。西側は稜線まで植林されているが稜線上は雑木林となっていて、細い木の間を縫うように進む。新雪も深くなって平坦ながら思ったほどペースは上がらない。1054mピークを過ぎると木もまばらとなり古木もあってやっと面白くなってきた。八本越えへの下りも左右植林が迫っているもののブナが残されていてなかなか良い。八本越からはマッコウの頂まで最後の急斜面を頑張る。14時過ぎにマッコウに到着。北に高鉢山、1176mピークが近い。1176mピークへは一度南側から登ろうと思っているが、地図通り何処も急斜面で厳しそうだと再確認する。天気の回復は遅く、着いた頃には晴れると思っていたが時折晴れ間が覗く程度。15分ほど休憩してから岩淵林道へ向け降りることにした。西隣のピークから植林の中を降りる。林道終点が中途半端な所で終わっていたように記憶しているのでGPS(PDA)で位置確認しながら林道終点に出る。後は林道をひたすら歩くだけ。岩淵川までは殆どフラットな道なので少々疲れた。林道分岐まで戻り、自分の踏み跡を辿りだしてやっとペースが上がったが、駐車地へ着いた時には17時を少し回っていた。着いた頃にはすっかり晴れ上がっていた。
除雪終点

勝間田高校演習林宿舎

1088mピーク付近

1088mピークからの下り(ブナ林)

1088mピーク下りから望むマッコウ

マッコウ山頂

マッコウ山頂から歩いてきた稜線を望む

高鉢山(左)と1176mピーク(中央)

GPSデータ