芦津から沖ノ山

2/14は沖ノ山へ。沖ノ山も既に4度登っているが、今回は芦津方面から登ることにした。以前東山から沖ノ山を見た時、沖ノ山山頂から西へ緩やかなアップダウンを繰り返しながら尾根が落ちているのが見て取れ、面白そうだと思っていた。何処まで除雪されているのか情報が無かったが、芦津発電所まで除雪されていれば片道距離7km強で十分行って帰れるので行ってみることにした。お昼には20度前後になるとの予報通り早朝の黒尾峠で外気温11度。路面凍結の心配は無いがちょっと異常な暖かさ。除雪は予想通り芦津発電所までであった。まだ霧雨が降っていたが晴れてくることを信じて9時過ぎに出発。雪は少なく道には雪の無い所もあった。しかも、この暖かさですっかり緩んで1歩1歩が重い。雨が降っているのでアウターを着込んだが暑くて直ぐに汗でインナーがぐしょぐしょに。気分的に辛い。ダム手前で右の支線に入る。ここまでXCスキーの跡があったが大たわ方面へ向かっており、ここからは獣の跡のみ。適当な所から取り付こうと思うが、なかなか適当な所が無く、結局林道終点近くの木のない斜面から取り付くことにした。50m程登ると支尾根に出て、急な支尾根を暫く頑張ると1138mピークに着く。ピーク手前辺りには巨木もあって良い雰囲気だったが、主尾根は南側が尾根上までずっと植林されているようで、これはがっかりであった。主尾根上にはどこから登ったのか判らないが、スノーシューの跡があった。雨は止んだがガスで視界は無し。杉の枝から滴がポタポタ落ちるので具合が悪い。幾度かのアップダウンを繰り返し頂上隣のピークに着き、少し登り返して山頂に着く。緩んだ雪と暑さで4時間もかかってしまった。直ぐに濡れた服を着替えて暫し休憩。少し明るくなり太陽が覗きそうになったが直ぐに雲にかき消された。少し待ったがまだ晴れそうにないので20分ほど休憩した後下山する。結局殆ど帰って来た頃晴れ間が覗き出した。晴れていたらもっと印象が違ったかも知れないが若杉原生林からのコースの方が沖ノ山を楽しめるように思った。
芦津発電所

沖ノ山山頂

翌日東山から見た沖ノ山

GPSデータ