BESV JG1 後輪の脱着

BESV JG1はリアハブ駆動のため後輪はクイックレリーズでもスルーアスクルでもなく、軸を両側からナットで締め付けて固定するようになっており、後輪の脱着は少し面倒です。パンクはどうしてもあるので、その時に慌てないよう、家で予行演習しておくと良いです。

自転車が重いので、ロードバイクの様に片手でフレームを持ち、もう一方の手でホイールを外すといった芸当は現実的に難しいです。さっさと諦めて自転車を逆さにしましょう。一見するとディスプレイが地面に接触しそうですが、接触するのはSTIレバーの部分でサドルとでしっかり3点支持出来ます。接触部分に傷が入らないよう薄い敷布を持っておくと良いと思います。自転車を逆さにするとディスクブレーキの効きが悪くなる現象もあるみたいですが、もう何度も逆さまにしてますが起きてはいません。

作業手順としては、

先ず電気ケーブルを外します。マジックテープとプラスチックの留め具で固定されている部分を外し、ソケット部分を抜きます。(はめる時は→マークが合うように)

次に両側のナットを15mmのレンチか8mmの六角レンチで外します。15mmのレンチだとディレーラーが邪魔だったりするので8mmの六角レンチの方が作業し易いです。ワッシャーがあるので無くさないよう注意。

両側のナットとワッシャーを取ったら、ホイールを外しますが、内側にもう1枚ワッシャーが挟まっているので、ホイールを外す時に落として無くさないように。道路脇が斜面になっているような場所でのパンク修理は要注意です。

 

ホイールを着ける時は、内側のワッシャーの突起部が自転車を逆さまにした場合上に来るようにはめます。上の写真を見れば解ると思います。

 

以上の点を理解しておけば、特に難しいことは無いです。レンチ、タイヤレバー、替えのチューブをお忘れなく。