正月休み最終日、左足アキレス腱が予想以上に痛むのでライドは止め、今日は休養にしました。(お歳もお歳なので悪化させると治らなくなるので(^^;)
と言うことで、今日は自転車のメンテ。先ずはこの間ベアリングは交換したもののスペーサーの高さが足りず、新しいヘッドセットへの交換が出来なかった件。注文していたスペーサーが来たので早速交換してみます。スペーサーも1-1/8インチが標準のようで1-1/4インチのものはなかなか無いよう。シマノプロの製品を見つけたのでこれを購入しました。(自転車も出来るだけ標準規格品で組んでほしいですね>CANYONさん。)ただ、外径がもともと付いていたスペーサーより大きいのでちょっと見た目が悪いです。
もともと付いていたヘッドセットは Acros Ai-70Fというヘッドセットで、ネジを回すことで、上下の間隔が開き、フォークを持ち上げる仕組み。
最も締め付けても少し緩い感じになっていたので、CANYONの新しいヘッドセットGP0193-01に交換します。こちらは一般的なアンカーナットを入れ、トップキャップのネジで引き上げるタイプのもの。
作業手順としては
①スペーサー(5mm)を追加してフォークコラム上端よりステム上端が数ミリ高くなるようにする。(フォークコラムの方が高いとアンカーナットをトップキャップからのネジで引き上げる意味がない)
②アンカーナットをトップキャプのネジに軽くセットした状態でフォークコラムの中に入れた後、ネジを外し、アンカーナットだけの状態にする。(アンカーナットは4Nmと記してある方が上です。)
③アンカーナットを5mmの六角レンチで締めフォークコラムに固定する。緩いとトップキャプで引き上げた時にずれるし、締め過ぎると壊れるので4Nmできっちり締める。
④トップキャップのネジに付いているパイプは②でアンカーナットを入れる時に必要なだけだと思うので外します。これを付けたまま締めると、アンカーナットの位置によってはこのパイプが邪魔して締め上がらないと思うので。(パイプの長さを考慮してアンカーナットの位置を決めれば良いのでしょうが面倒なので。)
⑤トップキャップをセットし、アンカーナットを2Nmまで締めます。
⑥ハンドルを真っ直ぐにしてステムを5Nmで締めて完了。
⑦ステムを締め付けたらトップキャップを緩めても影響は無いので少し緩めておく方が良いかも。
作業完了後は、ブレーキをかけたまま前後に押したり引いたりしても全くガタつかず完璧になりました。
AEROADの方も少しガタつきがあったので、調べてみるアンカーナットが4Nmで締められておらずゆるゆるでした!この辺りはちゃんと調整して出荷されていると信用していたのですが。。。逆にトップキャップのネジは使用前から塗装が剥げていたりもしたので、あんまり信用しない方が良いようです。アンカーナットを4Nmで締め直してやると、こちらも完璧にガタが取れました。これでやっとまともな状態で乗れますね。