5/2 霰ヶ山

 疲れていましたが天気が良いので山に行こうと昼前から行動開始。時間も無いので短時間で登れて、かつ、久しぶりの山ということで霰ヶ山に決定。前回訪れたのは1999年11月6日、15年ぶりに訪れてみます。
 湯原まで高速を使い峠越え。途中の集落では丁度田植えをやっていました。日頃誰も通らないような峠道も流石GW、数台とすれ違ってビックリ。登山口となっている霰ヶ山林道入口には13時過ぎに到着。
 入口近くの駐車スペースに車を止めてスタート。林道は西に回り込む辺りまで急でしたが、折り返すと平坦になる。「なんかこんな感じだったな〜」と記憶が蘇って来た。山の東側に回り込み、以前は丁度真東に来た所が頂上への取付点でしたが、着くと「霰ヶ仙」の標識があり登山道が整備されていました。前回は登山道は無かったので植林されて間もない斜面を適当に登ったように思いますが、その木がすっかり成長し全く様変わりしていて驚きました。15年も経つと思っている以上に木は成長するんですね〜。そんな感慨に耽りながら整備された階段を登ります。手作り感のある階段で、ステップ間隔も丁度良く歩き易い。壊さないよう力がかからないように登ります。急坂を登り切ると肩の部分に出て頂上が見えました。ここから右へ緩やかに登ると植林の中の窪地に出ます。前回はこの窪地の先からまずまずの藪で頂上まで僅かな距離ながら苦労した記憶がありますが、最後の急坂にも階段がしっかり整備してありました。
 山頂へは丁度1時間で到着。山頂には乗幸山や不溜ヶ山と同じ山頂標識が新たに建てられていました。登山道を整備しているのは鏡野町なのか有志の方なのか存じませんが、ここも同じ方々の手で最近整備されたようです。山頂からは東側の眺望が良く冨栄山の山塊が間近に眺められますが、西側は木に阻まれ展望は有りませんでした。大山の写真を撮るのも今日の目的の1つだったので残念だなと思っていたら、山頂から僅かに下った所に「大山遠望」の標識があり奥に進むと大山が見えました。展望を得るため頂上の木を切ったりしない所が良いですね。
 今日は霰ヶ山林道を全部歩くのも目的の1つなので、林道まで降りたら林道を北側へ進みます。真北まで来ると尼ヶ子山方面へも林道が伸びているので先にそちらに行ってみます。密かに尼ヶ子山に登る道も付いていないか期待しましたが、尾根取付点から見上げても踏み跡やテープの類もなさそうなので登るのは諦めました。また何時か霰ヶ山〜尼ヶ子山〜入道山と縦走出来るような道が付くと楽しそうです。林道は左に折れ、963mピーク方面へ更に続いていますが、そちらへは行かず、分岐まで戻って霰ヶ山林道を右へ進み、霰ヶ山の西側中腹を歩きます。西側は林道より上はあまり植林されておらず明るい広葉樹の森がなかなか良い感じでした。途中登れそうな所や林道からの降り道などもチェックしながら歩きましたが、そのような所は無く地図通りの所で林道終点を迎えました。途中2ヶ所ほど展望の良い所があり遠くに櫃ヶ山、星山、眼下に水が張られた田圃の風景が眺められました。
 林道を引き返し、17時過ぎに駐車地着。

林道入口


4kmとあるけど3.7km位でした。

林道途中から望む霰ヶ山

登山道入口

整備された階段

頂上間近

霰ヶ山山頂

山頂からの展望

大山展望 久しぶりに新たな場所からの大山を撮れました。

林道から見上げる尼ヶ子山

林道から望む櫃ヶ山、星山

霰ヶ山西面

林道終点

林道によく設置してあるゴム
商品名がシスイエースというのを初めて知りました。
路上の雨水を素早く路外に排出するのに効果的なんだとか。

今回のトラックデータ


1999.11.06の写真

植林されて間もない斜面を登る


肩の部分から山頂を望む

山頂