つるぎトレイルランニングレース 前・中・後

■レース前

 レースが有るのを知ったのは3月終わり頃だったか、RUNNETを久しぶりに覗いたら、本大会が載っており、西日本では数少ないトレイルランニングのレース、しかも、四国剣山周辺でのレースということでちょっと心が動く。ただ、ショートコースだと20km程と日頃休日にこなしている距離なので、わざわざ大会に出るまでもない。かといって、ロングコースは50km程と長く、未知の距離。しかも、関門が厳しい。出るか結構迷ったが、あと1ヶ月で少しレベルアップすれば何とか完走出来るかな、と思い、4月になってエントリーした。

減量
 「走ってます」と言うにはまだまだ脂肪がいっぱい付いているので、レースまでに体重を少し落としておくことにした。結果、1ヶ月で1.5kg程落とせた。

レーニン
 GWが良い機会なので集中して走る(歩く)ことに。レポートしたように7日で150kmくらいの距離を稼いだが、やりすぎて膝を悪化させてしまう。

レース1週間前
毎日のように走っていると、走れるのに走らないのは何だかもったいない気がするが、疲れを取るためと膝を直すため休む。それでもまったく1週間休むのも逆効果かかと思い、水曜と木曜だけ超スローペースで10km走った。膝にまだ少し痛みが出た。

レース前日
昼間に少し睡眠を取ってから19時過ぎに岡山を出る。徳島を経由して山の反対側に回り込むので時間がかかり23時過ぎに着く。本来は四季美谷温泉に車を停められるはずだったが、行ってみると木沢中学校からバス移動になった。レース前にちょっと仮眠を取れると思っていたが、結局レースまで寝ずにスタートとなった。

■レース中

水分補給
 この時期、20km前後の熊山でのトレーニングでも1.5リットルくらいは水分補給するので、36km地点の補給所まで2リットルは少ないかと思ったが、結果は500mリットルで済んだ。夜明け前から午前中の間で涼しかったのが最大要因だが、ハイドレーションパックが不調で水の出が悪くパックの水を飲めなかったのもある。500mリットルでものどが渇くこともなかったのは意外だった。日頃飲み過ぎているということか?山での脱水症状は1度経験しているのでその怖さを知っているが、もう少し給水は少なくて良いのかも知れないと思った。

トイレ
 私の場合、歩きだと少ないが、走りになるとトイレ(小)に行きたくなる回数が増えることが多い(これは他の人にも言えることなのだろうか?)。そのためトイレ2箇所は少ないと思ったが、これも以外やゴールするまでトイレに行くことなく終わった。水分補給が少ない時でも、トイレは行きたくなるので、理由は判らず。レース中という意識がそうさせるのか。

■レース後

 50km以上も走ったら、相当疲れが溜まるだろうと思っていたが、レース翌日、怠さや重さを感じる疲れは殆ど無かった。心拍が150以上上がる場面があまり無かったせいではないかと思う。逆に足の方はバリバリに筋肉痛で普通に歩けないくらい痛かった。足は30kmくらいでかなり限界に来ていたので、そこから我慢しながら無理して走ったので仕方ないところか。
 それでも翌日、これも良い実験かな、と言うことで10km走ってみる。最初の2kmくらいは流石に辛かったが、慣れるとそれ程でもなかった。とは言いつつ、時速10km/h出すのが精一杯だった。
 筋肉痛は6日経った今日も一部に残っている。