5/9本宮高倉山

5/9は本宮高倉山へ。吉備人出版の地図を買ったが、使わず仕舞いだったことを思い出したので本宮高倉山へ登ってみることにした。以前、自転車を始めたばかりの頃、MTBで車道を登ったことはあるが、歩いて登るのは初めてとなる。その時は地元の小学校の遠足か何かで、たくさんの人が歩いている中ゼーゼー言いながら登った記憶が残っている。今回は高倉神社参道入口から鉄塔巡視路を伝い山頂へ、帰りは高倉神社の参道(舗装路)を降りることにした。
牟佐の高倉神社の参道入口に1台分のスペースがあったので車をそこにデポしてスタート。参道に入ると直ぐに鉄塔巡視路への入口があったが、そこにも駐車スペースがあるので、こちらに車を停めた方が良かったようだ。前述の地図を見ながら鉄塔巡視路を進む。鉄塔巡視路なのでそれなりにちゃんとした道だ。ここも他の山と同様イノシシに道が掘り返されている所が多く歩き辛い。熊山より木が満に茂っている感じで、日差しが差し込まず風もあって一番暑い時間帯だが涼しく心地よい。鉄塔に出ると直射日光を浴びて途端に暑くなる。No30鉄塔に出るとそこが南北に延びる尾根上で、旭川を挟んだ対岸の金山が近い。高倉山の西面は地図通り急峻な地形で反対側から登るのはきつそうだ。山頂方面へは少し戻って北へ小径を入る。ここからは巡視路ではないので踏み後程度の道となる。ただ、ふんだんに赤テープが付けられているので迷うことはない。途中、道が二手に分かれるように地図ではなっているが、これは確認できなかった。一旦鞍部まで下ると緩やかな上りとなる。この辺りも林の中、風が通り抜けて心地よい。雑木林から植林地になると林道の丁度曲がり角に出る。地図では林道には出ないように描かれているが、実際は一旦林道に出て直ぐにまた小径に入るようになっていた。そこからは植林の中を赤テープを頼りに進む。小さなピークを2つ越えると笹原となり電波塔に出る。東側の展望が良く何時も登っている熊山が正面に見えた。電波塔からは車道を歩いて頂上に着く。頂上には藤棚があり、ちょっと見頃は過ぎていたがそれでも綺麗だった。頂上の南側はパラグライダーの発信基地になっていて南側の展望も良い。その後、頂上北側の小径も降りてみるが、こちらは途中から藪気味になったので止めて戻る。
帰りは高倉神社の参道を降りる予定だが、その前に先ほどの林道をぐるっと歩くことにした。山仕事が無くなって久しいのか林道は草木が茂って荒れていたが、その中、日当たりの良い場所にホタルカズラの花が咲いていた。林道をぐるっと周り、五差路に出るが、ここも地図とは少し位置が違うようだ。ここから高倉山へは道が二手に分かれるが折角なので踏査のためどちらも歩いてみる。高倉神社からは舗装路を下る。それ程大きな神社でもないし、こんな所まで車道が通じているとはちょっと意外だった。日も傾き少し薄暗くなった林の中、静かな道をのんびり帰るのもまた良し。最後、駐車地に戻る前、No49鉄塔にも寄ってみるが、こちらは展望もなく寄る意味はなかった。

電波塔から熊山を望む

山頂

藤棚

山頂から南側の眺め

山頂から望む金山

高倉神社

GPSデータ