自転車ロードレースの小説

今、CSでジロ・デ・イタリアを放送しているので毎日楽しく見ているのですが、第5ステージで新城選手があわやステージ優勝というところまで行った時は興奮しましたね〜。一昔前の日本人選手の実力を考えるとこんな選手が出て来たことは嬉しい限りです。
さて、最近本屋さんで近藤史恵さんの「サクリファイス」という自転車ロードレースを題材にした本を見つけました。自転車ロードレース・ファンの間では知られた本なのかも知れませんが、文庫本になるまで知りませんでした。自転車ロードレースの小説というのも珍しいと思い買って読んでみるとこれがなかなか面白い!最近出たばかりの続編「エデン」も一気に読んでしまいました。後書きに書いてありましたが作者の近藤さんはロードレースをリアル観戦したことも、ロードバイクに乗ったこともないとのこと。そんな人が奥深い自転車ロードレースの世界をこれだけ解って書いているのが凄い!自転車ロードレース・ファンは勿論、自転車ロードレースを知らない人も、その魅力を知ることの出来る小説だと思います。