矢筈ヶ山・野田ヶ山

3/7は矢筈ヶ山へ。この時期、大休峠へは行ったことがなかったので行ってみることにした。香取展望所からは冬季通行止めだが、ゲートが開いていたので入ると川床橋まで車で進むことが出来た。9時30分に川床橋を出発。このルートなら先行者がいるかなと思ったが今日の踏跡は無かった。阿弥陀川を渡って直ぐの辺りは雪のない所もあって大山の北側でも雪は少ないようだ。それでも少し登ると一面雪となる。このところ長い林道アプローチの山ばかり登っていたので直ぐにブナ林の中を歩けるのは嬉しい。藪が埋まって周りを見通せるので「こんな所を歩いていたのか」と新しい発見があるのも楽しい。登山道が何処か判り辛い所もありGPSで以前歩いた時のトラックデータを時折確認しながら歩く。(2.5万図の登山道の線と実際の登山道はズレている部分があります。)2時間弱で大休峠に着く。木の葉が無いと野田ヶ山から烏ヶ山まで見通せてなかなか良い眺めだ。小屋で少し休んでから矢筈ヶ山へ登る。判ってはいるがなかなか急な上りだ。雪がかなり締まっているので登山靴で登るならアイゼンを着けた方が安心できそうだ。中国山地の山でアイゼンが必要になることは殆ど無いと思うが大山山系の山では持っていた方が良いと思う。今シーズンからスノーシューをMSRのライトニングアッセントにしたが、雪面に良く食い付くし、ヒールリフトにより急な上りも楽なので、この急斜面も難なくクリア。前のアトラスのスノーシューだと滑って怖かったかも知れない。急斜面を登り切ると矢筈ヶ山山頂が見えた。稜線にはまだ大量の雪が残っているが山頂は日当たりが良く南面は雪も解けているようだ。3時間弱で矢筈ヶ山到着。天気が良く素晴らしい眺めだ。30分ほどその眺めを楽しんでから降りる。急斜面の下りはスノーシューを外し避難小屋まで戻る。小屋で少し休んだ後、時間がまだあるので野田ヶ山に登ることにした。無雪期は藪っぽい道で歩き辛く思いの外時間がかかるが、雪がある方が歩き易く30分ほどで山頂に着いた。その先の親指ピーク辺りが見えるが雪が着くとなかなか怖そうだ。野田ヶ山からは北側の尾根を降りる。この辺りのブナ林も素晴らしい。途中左に小ピークが見えるが地図で確認すると1176mピークだった。判っていればそちらを降りても良かったと思う。自分の踏み跡に合流してから少し歩くと、別な踏み跡がいくつかあったが何処へ向かったのかは判らなかった。16時過ぎ駐車地着。
大休峠

大休峠からの眺め

矢筈ヶ山

矢筈ヶ山山頂

樹氷と烏ヶ山

小矢筈と甲ヶ山

矢筈ヶ山から望む大山本峰

野田ヶ山山頂

野田ヶ山から望む矢筈ヶ山・甲ヶ山

親指ピーク付近

GPSデータ(黄色が今回のトラックデータ)