東山

2/15は東山へ。当初は姫路集落から扇ノ山に登る予定だったが、姫路の除雪終点に着くと、「入山禁止。見つけ次第警察に通報します。」の杭が立てられていた。マナーの悪い登山者や釣り師に地元の人が腹を立てたのだろうか?こちらとしてもいい迷惑だが仕方ないので諦める。ふるさとの森から行けないか、と行ってみるが遙か手前で除雪終点となったのでこちらも諦める。さてどこにするか?候補は陣鉢山、くらます+高倉、東山くらい。去年下山時に歩いたヒレジ谷の林道から登れば割合短時間で登れるし、暗くなっても林道歩きと言うことで結局東山にする。林道入口で準備をしていると地元のお婆さんが通り過ぎる。挨拶し東山まで行くと伝えると「今からかな、大変だね、気を付けて」と声を掛けてくれた。天気は快晴、しかも昼から曇ると言うのに、2時間も無駄にロスして10時スタートと言うのは何ともったいない。気持ち急ぎ足になるが昨日の疲れもあり、なかなかペースは上がらない。50分程で沖ノ山林道との合流点に着く。ここから長い林道を歩く方が楽ではあるが、毎回同じことをやっても面白くないので、適当に斜面を登って中国自然歩道のある尾根に出ることにした。しかし、斜面には雪が少なくしかも緩んでおり、諸処木の枝なども邪魔して非常に登り辛く、取り付いたことを後悔する。尾根には取り付きから1時間20もかかって到着。時間的にも体力的にも林道を歩いた方が良かった気はするが、尾根上は東側の展望が良かったのでそれなりに登った甲斐はあった。尾根の西側は尾根まで植林されていたが、東側はブナも残っており展望も良く(無雪期はどうなのか判らないが)氷ノ山など周りの山々を眺めながら歩けるのが良い。尾根は緩やかなアップダウンが何度か有り、大たわ手前から100m程下って大たわに着く。途中、当てにならない距離表示の道標が何カ所か有り、中国自然歩道だと確認できた。大たわへは12時20分に着く。山頂へはもう一頑張りだ。右の植林を避け、ブナ林の急斜面を登り、傾斜が緩やかになると展望が開ける。今日は昼前から曇りの予報だったが、予報よりは天気の崩れが遅いようで助かった。まだ周りの山々がはっきり見えていて素晴らしい。山頂へは13時10分に着く。今日は天気が良いだけに誰が登る人があるかとったが、4回目の今回も誰とも会うことのない東山であった。登りでは半袖のアンダーウェア1枚で十分であったが、流石に止まって休むと寒く服を着込む。14時まで休憩し、やや曇ってきたところで下山する。大たわまで戻ると氷ノ山にも雲がかかり始め林道途中ではまったく雲間に消えてしまう。17時前に駐車地に着いたが、帰り支度をしていたらぽつりぽつりと雨が降り始めたのでギリギリセーフであった。
中国自然歩道から望む氷ノ山

大たわ手前から望む東山

東山山頂手前(帰りに撮影)

東山山頂

東山山頂から望む扇ノ山〜氷ノ山

GPSデータ