以前、爪ヶ城〜那岐山を縦走した時には笹が茂っていた滝山の天狗岩のある尾根が、５／６に縦走した折には綺麗に刈り払われていました。歩き易いこの時期にということで早速に歩いてみることにしました。
滝山から登るのも久しぶりで、登山口へ行くのにちょっと迷いました。自衛隊駐屯地の中の未舗装路を通るので登山口に着くと朝洗ったばかりの車が真っ白に。天狗岩のルートは初めてなので、不案内なルートは最初にこなすことにしました。駐車場から奥へ沢を渡ると下と上へ踏み跡がありましたが、下へ行くと直ぐに判らなくなったので戻って上へ。ピンク色のテープがある所へ登って行くとその手前左側に明瞭な道がありました。このまま尾根まで出られるかと思いましたが、途中の浅い沢筋から不明瞭となり踏み跡を辿って行くとあと尾根までもう少しと言う所で踏み跡も判らなくなりました。あと少しなので植林の中を適当に進むと幅広く刈り込まれた尾根に出ました。これだけ広く刈ってあるということは防火帯なのでしょうね。出た所にはテープの類は無かったので降りて来てここから入るというのは判らないかな(ここから入るのが駐車場までアップダウンも殆どなく一番良さそうですが)。尾根を下まで降りてそこから左に折れて帰ればたぶん駐車場に戻れるのでしょう。
尾根は急な直線の上りで更に小石が乗っているので歩き辛く、久々にふくらはぎがパンパンになりそう。そんな急な尾根道を頑張ると小ピークに到着。どうやらここが天狗岩のある所のようですが、岩は尾根上にはないようです。天狗岩への踏み跡がないか探してみましたがそれも無さそうなので諦めました。小ピークからは傾斜が緩くなり植林と雑木林との境を上ります。登って行くと傾斜がまたきつくなりブナ林に変わると縦走路に出ました。歩いてみた感想としては、特に見所も無いので滝山を登って同じルートを帰りたくない人の下山路用、といったところでしょうか。
縦走路に出てからは時間も無いので那岐山まで往復し、従来の滝山登山道を降りました。ＧＷには多くの人で賑わっていた那岐山もＧＷ明けの日曜は誰もおらず静かなものでした。
駐車場奥から少し上ると明瞭な道がありました。
尾根に出た所
天狗岩のある小ピーク
小ピークから尾根を見上げる。
雑木林と植林の境を登る
日本原を見下ろす
休憩舎から望む那岐山
黄色が今回歩いたルート
