三室山

3/16は三室山へ。一番登りたかった高鉢山へ登った翌日なので、前日ほどの気合いが入るはずもない。それでも天気が良いので何処か登ろうと思案した結果、雪のある時期に登っていなかった三室山に登ることにした。今回は上郡の方から北上するルートで行ったが、2時間かからず着くことが出来た。粟倉から志引峠を越えるより時間的には近いようだ。登山口手前、丁度右に林道が派生している所で雪で通行出来なくなったのでそこから歩く。歩き出して直ぐ「三室高原入口」の所から右に入る。この辺り雪はもうあまりないが緩んで登山靴ではしんどいので直ぐにカンジキを履く。今日は1人先行者があるようなのでトレースを利用させて頂く。登山道に入り沢沿いを進むが直ぐに沢を外れ左の斜面へ踏み跡は続く。三室山は久しぶりなので登山道がどうだったか殆ど記憶がないが、ただ急な上りがずっと続いたことだけは憶えている。踏み跡に従い斜面を登り始めて程なく先行者に追いついた。丁度休憩を取られていたので先に行くがここからは踏み跡は無かった。昨日も良い天気だったから登った人はいると思っていたのでこれは予想外。ひたすら急斜面を上へ上へと登るが、昨日の山行で高負荷に体が慣れているのか疲れていても案外頑張れるようだ。所々テープもあるが何処が登山道かはよく判らないので歩き易い所を適当に登る。冬、新雪の後に来たらなかなか手こずりそうな急斜面も大岩が現れる辺りから少し緩くなり、更に登ると尾根に岩が露出した所に出る。この辺りでやっと植林が終わり、岩を避けた斜面辺りの森はなかなか良い。トラバースが終わり再び尾根に出ると視界が開け竹呂山からの尾根と直ぐに合流。山頂まではあと僅かだが景色を楽しみながらゆっくり歩を進め、歩き出しから2時間半で山頂に着く。山頂からは周りの山々が一望出来素晴らしい。30分くらい休んでいると先ほどの男性と少し遅れて1組のご夫妻が登ってこられた。ご夫妻は登山靴だけで登ってこられたようだ。更に30分ほど景色を楽しんで下山する。竹呂山を往復しようかとも考えたが、見た感じ顕著なピークでもないし興味が湧かなかったので止める。登山道入口まで一気に降り、そこからはもう一つ別の道があるようなのでそちらを降りる。降りて行くと記憶が蘇り以前はこちらを登ったことを思い出した。途中に色々と施設があったように思ったが今はもう取り壊されてしまったようで降り切った所にあった野外活動センターも跡形もなく無くなっていて、一帯は植樹された公園になっていた。そこから車道を降り最後三室の滝に寄ってから駐車地へ。

登山口

竹呂山へ続く尾根

三室山東

三室山山頂

三ノ丸

くらますと東山

野外活動センター跡から見上げる三室山