荒尾山・植松山・大甲山

11/29は荒尾山・植松山・大甲山へ。
宍粟50名山の本を手に入れたので早速その中から荒尾山と大甲山を選択。本を読むと植松山へも縦走出来そうなことが書かれていたので、歩けそうなら植松山へも縦走する予定で行く。
9時56分に旧道の鳥ヶ乢を出発。登山口となっている林道に入る。直ぐ近くに有る環境美化センターの高周波音が結構耳につく。林道の途中で右の林に入ると寺社跡や石仏などある。石仏の先から尾根に出て、そこからは尾根歩きとなる。雑木林の急斜面を頑張ると細尾山に着くが、展望も無いので直ぐに先に進む。道は一旦平坦になるがまた急になり、それを登り切ると尾根分岐に出る。分岐を少し左に行くと北側の展望があり、荒尾山から植松山へ続く稜線が見え、なかなか魅力的に見えた。尾根分岐からは松林が続き、また最後が急斜面となり荒尾山手前のピークに着く。そこから少し下って登り返すと荒尾山山頂であった。
丁度1時間で荒尾山に着く。展望はそれほど良くはないが植松山とそれに続く稜線はよく見えている。こうして見ると植松山はどっしりと大きな山だ。稜線は下草も無く問題なく歩けそうなので先ずは植松山に行くことにした。少し下ると三角点があり、こちらの方が展望が良かった。この間登った三久安山や氷ノ山、三室山などが見えた。三角点からは一気の下りで、鞍部からは一転1171mピーク手前まで急な上りが続く。所々ブナ林も残っている。1171mピークを過ぎると明るい笹原の道となる。10年前、植松山に登った時はずっと植林の中の道で面白味が無く「多分、またこの山に登ることもないだろう」と思っていたが、こんな良い縦走路があったとは。何か新しい発見をしたような気分になった。
11時50分に植松山に着く。山頂は10年前と全く変わっていなかった。東の笹原に出て今歩いて来た荒尾山からの稜線を眺めた後、来た道を戻る。
12時45分荒尾山まで戻り、今度は大甲山へ向かう。荒尾山山頂から直ぐの所を右に折れ急斜面を降りるとなだらかな道となる。北側は自然林が残っていて雰囲気が良い。大甲山手前には野尻へ降りる道もあるようだ。
13時3分大甲山に着く。南側の展望が良く、瀬戸内海や小豆島も見えた。まだ時間があるので折角だから大甲山の登山道も歩いてみることにした。こちらは急な道が続き、途中の植林の中は道が少し判り辛かった。植林を抜けると雑木林になり、平坦になった所で左へ降りる。ロープが張ってありそれに従い降りると行者堂が有り、直ぐ下まで林道が来ていた。林道は荒れていて、九十九折りに降りると建設中の広域林道?に出て、そこが登山口だった。(13時50分)
このまま国道まで降りて国道を帰る手もあったが、それも面白くないので、荒尾山まで登り返すことにした。
14:52 荒尾山まで戻る。
15:39 駐車地着。

荒尾山登山口

荒尾山山頂

荒尾山から望む植松山

三角点からの眺め(1)

三角点からの眺め(2)

笹原の道

植松山山頂

植松山から望む荒尾山

大甲山山頂

大甲山からの眺め

大甲山登山口

GPSデータ