10/11 佐坊から仏ノ尾

第三弾は前回の失敗から反対側の佐坊より肥前畑方面へ歩いてみることにした。ただ林道歩きだけというのもつまらないので途中仏ノ尾に登ることにした。
佐坊集落の最奥、仏ノ尾林道の入口から歩く。以前残雪期に仏ノ尾に登って以来だ。途中分岐があってレースコースでは816mピークの西側を通るようになっているが草が茂ってまともに歩ける状況でなさそう。こういうのを見ると本当に現状を調査してコースを決めているのか不安になる。ピークの東側を大きく迂回して北に回り込むと分岐があり直進する。終点に見覚えのある小屋があったが、この辺りも草が茂っていて何処が道なのか判らなかった。迷っている時間も無いのでここから登るのはさっさと断念し、林道途中にあるもう一つの登山口から登ることとする。しかし、行けども行けども登山口が現れず、「見落としたかな」と思った頃、やっと登山口に着いた。登山道に入ると先ずは1004mピークへ向け尾根を登る。途中、木立の間から論山が間近に眺められた。稜線に出ると、左へ進む。山頂が近づくと幹周り間の太いブナも多く素晴らしい。傾斜も緩くこのまま山頂までと思ったが、最後はかなり急で笹も茂って歩き辛かった。登山口から45分程で見覚えのある山頂に着いた。ガスって何も見えないし、雨が降りそうだったので直ぐに降りる。
登山口に戻ってからは、更に林道を奥へ進む。レースコースでは登山口からちょっと行った辺りで山越えし肥前畑へ降りる感じだが、そんな道は無いので林道を降りて行くと舗装路に出た。仕方ないので更に舗装路を登ると左に林道が延びていたので「多分ここかな」と思い入る。その林道を稜線近くまで登ると道が分岐し、先ずは左へ行ってみると、稜線を越えて下りに入った所で終点となった。更に踏み跡程の道が有りそうだったが、「まさかここを登らせないだろう」と思い、分岐まで戻りもう一方の林道を調査。稜線に出て少し進むと、石仏が置かれている所から西へ山道が延びていた。入ってみると直ぐに感じの良いブナ林となり、その中に登山道とまでは言えないが、それなりに判る程度の道が付いていた。真新しい梱包用のビニール紐が数多く付けられていたのでこの道で間違いなさそうだ。しかし、既に15時近くになっていたので、肥前畑に降りるのは断念し、佐坊まで戻る。
距離35km程、総標高差1350m程
仏ノ尾林道入口

仏ノ尾登山口

登山道から論山を望む

仏ノ尾のブナ林

仏ノ尾山頂

仏ノ尾林道終点

再び未舗装林道へ入る。

林道終点

肥前畑への道の入口にある石仏

肥前畑への道の入口

肥前畑への降り道

GPSトラックデータ(赤色)