12/2 真木山

真木山は30年程前、山歩きを始めた頃、長福寺から中国自然歩道にもなっている林道を歩いて登りましたが、どうだったかすっかり忘れてしまいました。国土地理院の地図を見ると国道374からの道は山頂を経由して反対側の県道90に繋がってそうですが、他の地図では繋がっていないので、果たしてどうなのか?気になったので林道探索も合わせて行ってみることにしました。
真木山への上りの起点は国道374の西の屋湯郷店。その脇を奥に入ると直ぐに分岐があって林道真木山線の起点となっていました。平成8年開設ですがまだ舗装も奇麗。最初は緩やかな道でしたが、途中から勾配もきつくなります。所々展望もあり、誰も訪れない静かな道をマイペースで登るのも悪くはありません。1つピークを越えて登り返すと山頂でした。山頂へは林道の頂点より少し戻り脇道に入った所から道がありました。植林の中で展望もなく、山頂標識が1つあるだけ。訪れる人もあまりないようです。
林道の頂点を越え少し先に進むと右に未舗装林道があり、これが長福寺からの道と繋がっているようですが、今回はここが目的ではなかったので、ちょっと入ってみただけにしました。山頂から県道90へ降りる道が未舗装を期待して来ましたが、結局反対側もずっと舗装されていました。それではちょっと物足りないので途中にあった未舗装の脇道に入ってみましたが、落ち葉の堆積した道で短い距離でしたが楽しめました。山頂から県道90に出るまでずっと激坂が続き、下りにして良かった。激坂好きのクライマーには良いかも。
その後は久しぶりに県道426を通って八塔寺へ。ここも何度か上り下りしましたが、なかなかの険道。中盤の急坂区間が時に道幅も狭いので要注意と思っていたら、車が来てビックリ。この道で初めて車に遭遇しました。ここは止まって車に通過して貰いました。ロードバイクだと再度発進するのは厳しい急坂ですがe-bikeだとそれが出来るので「止まってもいいや」と思えるのが良いですね。それとアシストを得て急坂でもふらつかないのも良いです。八塔寺が近づいた辺り、幾つか脇道があったので入ってみました。どれも短距離でしたが、楽しめました。

林道真木山線起点

林道真木山線

山頂への道

真木山山頂

長福寺方面への林道入口

県道90号線への降り道

降り道の途中にあった脇道

 

小型電動ポンプ

クラウドファンディングで購入したのは随分前ですが、ロードではあまり使っていませんでした。BESV JG1でグラベルを走るようになって早くも2回パンクに見舞われましたが、携帯ミニポンプで38cのタイヤに空気を入れるのはポンピング回数が半端ないので小型電動ポンプが重宝しました。電動ポンプである程度の気圧まで空気を入れ、その後携帯ミニポンプで設定の気圧まで空気を入れてやれば楽に短時間で出来ますね。1回の充電で何回空気を入れられるかやってみましたが、5回は行けました。1日に2回パンクすることはそんなに無いと思うので、1日のうちにバッテリー切れになることは無いと思います。なお、充電時間は30分程でした。

 

BESV JG1 後輪の脱着

BESV JG1はリアハブ駆動のため後輪はクイックレリーズでもスルーアスクルでもなく、軸を両側からナットで締め付けて固定するようになっており、後輪の脱着は少し面倒です。パンクはどうしてもあるので、その時に慌てないよう、家で予行演習しておくと良いです。

自転車が重いので、ロードバイクの様に片手でフレームを持ち、もう一方の手でホイールを外すといった芸当は現実的に難しいです。さっさと諦めて自転車を逆さにしましょう。一見するとディスプレイが地面に接触しそうですが、接触するのはSTIレバーの部分でサドルとでしっかり3点支持出来ます。接触部分に傷が入らないよう薄い敷布を持っておくと良いと思います。自転車を逆さにするとディスクブレーキの効きが悪くなる現象もあるみたいですが、もう何度も逆さまにしてますが起きてはいません。

作業手順としては、

先ず電気ケーブルを外します。マジックテープとプラスチックの留め具で固定されている部分を外し、ソケット部分を抜きます。(はめる時は→マークが合うように)

次に両側のナットを15mmのレンチか8mmの六角レンチで外します。15mmのレンチだとディレーラーが邪魔だったりするので8mmの六角レンチの方が作業し易いです。ワッシャーがあるので無くさないよう注意。

両側のナットとワッシャーを取ったら、ホイールを外しますが、内側にもう1枚ワッシャーが挟まっているので、ホイールを外す時に落として無くさないように。道路脇が斜面になっているような場所でのパンク修理は要注意です。

 

ホイールを着ける時は、内側のワッシャーの突起部が自転車を逆さまにした場合上に来るようにはめます。上の写真を見れば解ると思います。

 

以上の点を理解しておけば、特に難しいことは無いです。レンチ、タイヤレバー、替えのチューブをお忘れなく。

11/26 三飛峠


グラベルe-bikeを買ってから、「今度は何処へ行こうか」と地図を眺めるのがまた楽しくなって来ました。雪も降ったりしたのであまり北へは行かず、吉備高原辺りでと地図を眺めていたら、三飛峠(みとびとうげ)と言う、ちょっとそそられる名前の峠を見つけました。調べてみると、昔は備前・備中・美作の三国国境だったそう。また、三飛峠を通る県道332号線はなかなかの県道、いや、険道でもあるようです。岡山の中心とも言える場所だし、誰も来ないような道を自転車で走るのも好きなので、行ってみることにしました。
車を何処にデポするか迷いましたが、有漢スポーツパークにしました。行ってみると丁度消防の放水訓練をやっていて停められないかと思いましたが、事情を説明して停めさせて頂きました。三飛峠へはどちらからアプローチするか迷いましたが、恩木ダムにも行ってみたかったので恩木ダムから三飛峠へ登ることにしました。
先ずは県道49号線を走りますが、平坦路かと思っていたら笹目峠という峠まで長い上りでひと汗かきました。県道66号線は何度か自転車で走っていますが恩木ダムは初めて。訪れる人もおらずひっそりとしていましたが、意外と紅葉が奇麗でした。ダム奥からは林道三飛線となり舗装路が続きますが、そろそろ三飛峠という所から未舗装になりました。未舗装区間は700m程度でしょうか。距離も短いしアシストを効かせて登ると直ぐでした。
三飛峠は切通しになっていて法面には石垣も残っており趣のある峠でした。道路脇には加茂川町恩木、落合町栗原、有漢町川関と三方向を示す標柱がありました。これは平成の大合併前のもので、今は吉備中央町、真庭市高梁市の境となっていて時の流れを感じますね。そんなことに思いを馳せていたら軽トラが2台落合方面からやって来てビックリ。岡山でも有数の険道と聞いていたので自分が峠にいる時にジャストなタイミングで車が来るとは思ってもいませんでした。昔マーフィーの法則なんて言葉が流行りましたが、今だと「あるある」でしょうか。
峠からはどうするか決めていませんでしたが、先ずは一旦北の落合栗原近くまで降り、Uターンして来た道を上り返し、再び三飛峠に戻ることにしました。降りて行くと手入れされた杉林に日差しが差し込んだりしてなかなか良い雰囲気。しかし、道幅は狭く軽四ならまだしも普通車はちょっときついくらい。離合出来る場所も殆どありません。おまけに道には杉の落ち葉が堆積していて、これが滑る滑る。一度リアが少し滑って焦りました。途中からは左側が崖になりガードレールも無いので凄く慎重に下りました。中盤に5段の九十九折があり、ここも1つの見所でした。
栗原の集落手前まで降り道が広くなった所でUターンし、再び三飛峠へ上り返し。急坂も多く、ふらついて崖に落ちないようほぼアシスト有りで登りました。三飛峠に戻り暫し休憩。評判に違わぬ険道でした。地元民以外でこんな道を通るのは険道好きのユーチューバーくらいでしょう(笑)カーナビ任せで知らずにこの道に迷い込んだら最悪ですね。対向車が来て片側が崖の所を延々バックで下がるなんてことを想像するだけで心拍が上がります。私も昔はジムニーに乗っていたので、こんな道も走ってましたが、歳を取ったせいか四輪で走ろうとは思わなくなりました。
三飛峠から今度は南に下ります。こちらは明るい雑木林の中で、道には落葉広葉樹の落ち葉が堆積。少し下った所で峠で出会った軽トラ2台が停まっていました。地元の方が堆肥にするのか落ち葉を集めていました。林業関係者かと思ってましたが違っていました。南側も道は狭く、離合出来る所も殆どありません。北側程ではないものの、こちらも片側は谷なので油断は出来ず、超スローで下ります。更に降りて行くと軽トラと遭遇。狭い道でも自転車ならすれ違えるものですが、ここは無理。停まって端に寄り通過して貰いました。この車は沢山の薪を荷台に積んでいましたが、何処へ行くのでしょう?
集落に出る手前、右手に道があるので、こちらへ入ります。地図では林道らしき道が延びているので行けるところまで行ってみます。しかし、舗装路を登っている途中でリアがパンク。家でチューブ交換を行い予行演習を行っていたので、時間はかかりましたが戸惑うことなくチューブ交換出来ました。上りが終わった所で未舗装となり少し走ると分岐に出ました。右に行けば三飛峠に戻り、左に行けば上遍照寺まで行けるのかも知れません。パンク修理で時間を取られたのもあり、上遍照寺方面へ行くには時間が無いので今回はここまでとし、三飛峠へ登ることにしました。ここもアシスト有りで登り、荒れた所以外は登れました。
三度三飛峠に着いたところで帰ることに。有漢スポーツパークに戻るも、まだ16時前。日没まで1時間あるし、バッテリーはまだ1本残っているので、権現山に登ることにしました。権現山には自転車で3回は登ったと思いますが、久しぶりに登ったので忘れていましたが急坂の連続で強力にアシストを得ても楽ではありませんでした。急坂が続いたので山頂に着いた時にはバッテリーを3目盛も消費していました。山頂からは北側半分の展望が良く、大山も微かに見えていました。暫し景色を楽しんでから有漢スポーツパークに戻りました。

また機会があれば、今回走れなかった所をカバーしたいと思います。


距離54km 獲得標高1350mといったところでした。

恩木ダム

恩木ダムの紅葉

林道三飛線起点

三飛峠に到着

三飛峠 丁度軽トラが通過

三飛峠

三飛峠の標柱

九十九折の道

栗原の集落まで降りる

三飛峠より南側の道 こちらは雑木林の中の道

三飛峠より南側の道 こちらも片側は谷 道には落ち葉も堆積

入鹿高下林道

林道からの眺め

権現山

権現山頂上からの眺め

微かに大山(中央)

アサヒ飲料の森

平成の大合併前の地図 岡山道がまだ建設予定










11/25 吉備高原都市のMTBコース

吉備高原都市にMTBで走れるコースがあると言うので行ってみました。

 

行ってみると見覚えある場所で、もう忘れていましたが吉備高原のマラソンで走ったコースの直ぐ側でした。駐車場とトイレもあり、案内板を見るとMTBコースと徒歩コースがあるようです。MTBコースの入口は車道をもう少し北へ行った所にあります。どちら向きに走るのが良いのか判らなかったので取り合えず反時計回りに回りました。前半は緩やかな道でしたが、後半は急な上り下りが続き、MTBで登るのはきつそうでした。1周2km弱。もう少し緩やかな道をゆっくり何周かしたいと思ってましたが、急な上り下りが多くて1周で止めました。

その後、別な山へ移動して林道を走る予定でしたが、県道31号線が落石で通行止めだったのと、雨も降って来たので、通行止め区間の手前まで行った後、MTBコースの駐車場まで戻りました。

11/23 大谷林道と虫明林道

以前トレランの練習で走ったことのある虫明林道を今度は自転車で走ってみることにしました。

長船スポーツ公園に車を置かせて貰って(駐車場かなりの台数停められます)スタート。虫明林道だけだとちょっと物足りないので、その前にもう一本、大谷林道という林道を先ずは走ることに。スポーツ公園から直ぐの桂山の西側の山腹を通っている林道で、林道標識には距離3.7kmとありましたが、実際は3km程でした。急な所も荒れた所もあまりなく、私の様な初心者には良い林道でした。路面に芝が生えている部分も多く気持ち良く走れました。
林道の次は邑久ICから錦海塩田の側を通って通り山へ。この辺りは昔、西大寺の大森さんのロード練習でよく走っていたコース。久々に行ってみると周りの木々が成長して全然展望が無くなっていました。瀬戸内海が見渡せ春には桜も咲いていて良い休憩場所だったのですが、ちょっと残念。通り山南風台から下ると知尾港に出ます。ここはカメラがメインの趣味だった頃、だるま朝日を撮るため何度か訪れた場所で。岡山県は対岸の香川県や瀬戸内海の島々があって海から立ち昇る朝日を拝める場所がなかなかありません。ここも先には淡路島がありますが、距離があるので海から立ち昇る朝日を見られます。調べると2006年の1月29日に行っているので、興味がある方は1月の終わりから2月の初め頃行ってみて下さい。
虫明林道は下から上るか、上から下るか迷いましたが、いこいの村まで車道を上ってから林道を下ることにしました。トレランの時は登山道入口から大平山の山頂を経由して林道途中に出ましたが、今回はいこいの村手前の林道入口から。その登山道合流点辺りまで上りで、そこから更に東に行き、南側へ回り込むと展望が開けて瀬戸内海が見渡せるようになります。更に下ると分岐があり、左に行くと展望が良かった記憶があるので先ずはそちらへ。途中コンクリート舗装の道辺りからの眺めが良く暫し休憩。更に下ると荒れ気味になって来て140mピークの手前の上り下りは土道が掘れていて私の技量では乗って上り下りするのは無理と判断。僅かな距離でしたがゼーゼー言いながら140mピークまで押し歩きしました。前回は一番先まで降りて見ましたが、重い自転車を持って更に押し歩きするのは無理なので今回はここまでとしました。戻っていると1台オフロードバイクがやって来ました。
分岐まで戻り、虫明林道のメインルートを下ります。林の中に入った辺り、前回は間近で鹿の群れに出会い、その多さに驚きましたが、今回はガサガサと音はするものの出会うことはありませんでした。下り切ると広場に出て、その先から海沿いの道となり、この辺りが虫明林道のハイライト部分かな。古い案内板には「迫門の曙」日本の朝日百選とありました。虫明漁港に出た所で林道終了。ライド後、久しぶりに日本一のだがし売場」に寄ってみたかったので、あまり寄り道せず帰りました。
距離60km、獲得標高1100mでバッテリー1本丁度使い切ったくらいでした。

長船スポーツセンターからの眺め

大谷林道起点

大谷林道 序盤の平坦路

大谷林道 峠を越えた辺り

大谷林道からの眺め

大谷林道終点

通り山南風台

知尾港

虫明林道入口

虫明林道からの眺め

虫明林道からの眺め

虫明林道を下り、広場に出る

虫明林道 海に向かって

虫明林道 海沿いの道

帰りには奇麗な夕日が

日本一のだがし売場 駐車場が凄く広くなってました

駄菓子的な菓子は全然買ってない(^^;

朝ドラ「らんまん」で万太郎が食べてた軽焼きがあったので思わず購入。
原材料通り砂糖の味でした。



2016.12.18 トレランで虫明林道を走った時の写真

2006.01.29 知尾港からのだるま朝日

オレンジが今回 紫はトレラン時



 

CPUクーラー交換

1ヶ月程前からCPUクーラーのファンがうるさくなり始め、最近とうとうパソコンが落ちるようになりました。簡易水冷のクーラー(ENERMAX社 LIQMAX III)を着けていましたが、どうも冷やせなくなったようです。パソコンを購入して2年ちょっとですが、価格コムのレビューを読むと1年半くらいで冷やせなくなったというレビューもあるので、同じように冷やせなくなったようです。
仕方ないので、DEEP COOL社のAK400 DIGITALという空冷式のクーラーに交換しました。この製品、温度が表示出来るのですが、30℃台と十分冷やせているようです。ファンも前のより静かです。興味本位で水冷式にしてみましたが、簡易水冷式は冷却能力も低いし、時間が経つと冷やせなくなるので、空冷式にしておくのが無難なようです。

交換前

RYZEN5 5600

交換後