５／９は午後から自然観察会というものに初めて参加しました。４月に岡山県希少野生動植物保護条例の指定希少野生動植物に新たにサクラソウとミチノクフクジュソウが指定された（これまでエヒメアヤメ、ミズアオイ、マルバノキ、フサヒゲルリカミキリが指定されている）ということで、サクラソウの観察会でしたが、初めて自生のサクラソウを見ることが出来ました。岡山県にも自生地はまだ何カ所かあるそうで、今回観察した場所は春に日が当たるような状況に人為的にしたことで休眠状態にあったものが花を付けるまで復活してきた個体群だとか。残存はしているものの近親交配が進みちょっとした自然環境の変化で絶滅しかねない危うい状況にあるとのこと。生育地を前にしてサクラソウの生態、生育場所の環境、人間の営みとの関わり合いなど講師の方に分かり易く解説していただくと、なるほど思うことばかりでためになりました。とても有意義でしたのでまた機会があればこういった自然観察会に参加したいですね。
