SONY NEX−5

最近はスピードハイキング指向になっているので、CANONのデジタル一眼の出番はとんと無くなり、シグマDP1での撮影が殆どとなっていた。DP1は画質に関しては不満は無いのだが、とにかく処理スピードが遅い。特に電源断してレンズが終われるまでの時間が長く、歩いても10m、走ると20mは走れてしまう。歩きながら電源断完了まで待ってカメラを終うのに段々ストレスが溜まってきたのでDP1に代わるデジカメが出たら買おうかと思っていた。
 購入のポイントとしては
  ・DP1位のボディサイズ
  ・28mmより広角のレンズがある。
  ・レンズ交換式である。
   (基本は単焦点広角レンズ1本で良いが、花の撮影もしたいのでズームレンズも時々使いたい。)

発売された時、オリンパスのペンLiteが良いかと思ったが、実機を見るとコンデジの代わりにするにはまだまだボディサイズが大きく、また、広角ズームレンズとのセット販売も無いのでパス。そんな中、SONY NEX−5の発表。発売されて直ぐに店頭で実機に触ってみるとパンケーキレンズだとほぼDP1と同じ大きさ。上記3点を全て満たしているのでその場で衝動買いしてしった。(その時のネットの最安値よりもかなり安く買えたので値段的にも満足。)

まだ、三嶺〜剣山と大山でしか使っていないが、基本はパンケーキレンズでの風景撮影、花の撮影の時だけザックのサイドポケットからズームレンズを取り出して交換、という撮影スタイルで撮影。処理スピードも速いし、操作性も悪くなく、なかなか使い勝手は良かった。しかし、DP1に慣らされたせいか、撮影後電源断しても暫くカメラを持って歩く自分がいて我ながら笑えた。慣れとは恐ろしい!

画質面ではパンケーキレンズの周辺の解像力が甘い気はするが、それはパンケーキレンズに期待過ぎなのかも。個人的には納得できるレベル。

まだ全ての機能を試していないが、風景メインの私にはスイングパノラマの機能が面白かった。簡単にパノラマ画像を作れるのは有り難い。ただ、上手くカメラをスイングさせないと画像が上手く繋がらなかったりするので、上手く行ったか撮れた写真を確認する必要があるようだ。ただ、連続してシャッターを切るので多用するとシャッターユニットが直ぐに逝ってしまいそうで怖い気はする。

今のところそんなところかな。