高御位山

11/9は高御位山へ。土曜日の代休として休みだったが天気がいまいちなので山に行くか迷う。それでも兵庫県の県南辺りなら夕方まで持つのではと以前から登ろうと思っていた高御位山へ行くことにした。そんなわけで家を出たのが11時過ぎ。高速に乗った後で「今日は1000円じゃなかった」ことに気づく。我ながら間抜けである。平日だから交通量は少ないかと思ったが案外多く、特にトラックが多い。非力な軽四には90Km/h前後で走るトラックの連なりを抜くかどうかは迷うところだ。
13時前に西神吉町の登山口に着く。5、6台の駐車スペースには既に2台車が停まっており、丁度男性が一人これから登るところだった。平日でも距離的に遠い登山口から登る人があるところをみても人気の山のようだ。13時10分に出発。最初の鉄塔までは急な上りだったが、そこからは割合ゆるやかなアップダウンの道になる。岡山の山で言うと和気アルプスの様な感じだが、こちらの方が歩く人が多いのか道はよく踏まれている。最初なのでPDAに要所のポイントをメモしたり、写真を撮ったりするので時間がかかる。その分下りを走ってカバーするので休む暇無し。最後、岩場の急登を頑張り14時丁度に高御位山に着いた。予備知識無く登ったので山頂に立派な神社があって驚いた。山頂の巨岩からの眺めが良く、市街地の先に神戸製鋼所が見えた。20歳台の頃、半年くらいお世話になったが、毎月残業だけで200時間を超えるような生活が続き、とてもしんどかったことを思い出す。風に吹かれながらそんな思い出がふと頭を過ぎった。
10分ほど休憩したら、桶居山へ向かう。鹿嶋神社方面と桶居山方面との分岐で地図確認するが、桶居山までまだ距離があることが判る。日没までに帰れるか微妙な線になってきたので、ポイントのメモや写真撮影もそこそこに先を急ぐ。桶居山は尖ったピークで最後の急登が辛かったが何とか15時丁度に着く。本当は登山口まで降り、縦走を完成させてから折り返したかったが、今日はその時間的余裕がないので諦める。5分ほど休んでから往路を戻る。しかし、朝からあまり食事を採らず歩いたので、高御位山へ着く頃にはハンガーノック気味になって辛く、16時を少し過ぎて高御位山に着いた。流石にもう誰もいないかと思ったが、山頂にはまだ3人も人がいた。休まず下り、登山口には何とか17時前に着いた。着替えて帰る頃には暗くなり雨がポツリポツリと落ち始めた。
登山口

中塚山辺りから望む高御位山

高御位山山頂の巨岩

高御位神社

桶居山

GPSデータ