3/22 氷ノ山

暖かくなるとの天気予報、早朝でなければ夏タイヤでも大丈夫だろうと、氷ノ山に行くことにしました。
8時半にやまめ茶屋近く、国道脇のパーキングに到着。戸倉峠からも考えたが、安全サイドで手前のやまめ茶屋からにする。準備して9時に出発。国道を歩き出すと道路脇は凍結していて滑ってこけそうになった。戸倉峠まで行かなくてよかった。国道からやまめ茶屋までの道は除雪されていて両サイトが雪壁になっていた。除雪されているということはこの時期でも人が住んでいるんだね(空き家だと思ってた)。林道入口が背丈以上の壁になっていて這い上がるのに一苦労。雪の時期このコースも何回か歩いたが、今までで一番雪が多い。新しいかんじきの跡がついていたが1km程で沢に消え、あとは1週間くらい前のスキーの滑走跡のみ。雪は思った程しまってなくて、しかも一定しておらずバランスが崩れて結構しんどい。シャツ1枚でも暑くて汗をかきながら登る。
1時間半ほどで林道分岐(5km強)に到着。適当に斜面に取り付いても良かったが、坂の谷コースをトレースすることに。植林の中は雪の状態が一定でないので歩き辛いが、これも経験を積むことで何処が危ないか感が働いてきますね。急な植林の上りをこなし平坦になると、植林を抜けてブナ林となる。ここからが本日のお楽しみ区間。無雪期は背丈以上のネマガリダケに覆われているので森全体を見渡すことが出来ないので、周りの森の様子を見ながら歩けるのは雪の時期だけのお楽しみ。時間があれば森の中を縦横無尽に歩き回りたいところ。
長かったブナ林の中の緩い上り坂が終わると三ノ丸手前の大雪原に出る。雪面の白と空の青の2色の世界、平衡感覚がちょっとおかしくなりそう。三ノ丸へは3時間弱で到着。ここから眺める氷ノ山はいつ見ても良いですね。少し休んだら氷ノ山へ向かう。雪が多いので途中の起伏も若干緩い感じ、雪も締まり歩き易くなった。最後の急な上りを頑張って登ると氷ノ山。
3時間半強で氷ノ山に着く(10.4km)。吹き曝しのため頂上だけは雪がなくスノーシューを脱いで休憩。周りの景色を眺めた後おにぎりでお腹を満たしたら来た道を戻る。帰りは時間をかけ景色を楽しみながらゆっくり下る。15時40分駐車地着。

P.S.冬用の登山靴を持っていないので、久しぶりにシールスキンの防水ソックスを試してみました。往路までは防水ソックスの下に履いていたウールのソックスは濡れていませんでしたが、復路で徐々に濡れ始め、帰り着いた頃には濡れ濡れでした。でも、履いていないともっと濡れてかなり冷たいと思うので履かないより全然良いかな。