吉備路マラソンでまだまだフルマラソンを走る足がない（４２ｋｍの衝撃に耐えられる足が出来ていない）ことを実感（記録は３時間４９分）。それでもハーフくらいなら目一杯で行っても最後まで押し通せそうな感触を得たので、今度はハーフマラソンを走ってみようと麒麟獅子マラソンに出た。
天気予報通り、県境の黒尾峠では土砂降りの雨、浜坂に着いてもまだ雨が降っていたがスタートする頃には上がった。自転車のレースでもランニングのレースでも雨に遭ったケースはあまりないのでこういう運はあるようだ。しかし、スタート場所を勘違いしていて列ぶのが遅れる。蒜山の反省から前の方に列ぼうと思っていたが、今回も後ろの方になってしまった。スタートして暫くは前に行けなかったが道が広い分、思ったよりは早く自分のペースで走れるようになった。
先ずは自分のペースに合う人を見つけて付いて行く。最初ちょっとだけ海岸沿いを走った後は川沿いの道となるが、向かい風が結構強いので出来るだけ集団の後方に付けて走る。６ｋｍ程の所で国道を横切ると上流に向かって上り基調の道となる。今日は足の方は膝の痛みも出ず快調だが、心肺機能的に一杯一杯といった感じ。先頭の人が折り返してきて、そろそろ折り返し地点かなと思った所でこのコース一番の上りが待っていた。これには不意を突かれ既に目一杯だったのでかなりきつかった。折り返しは坂を下って更に５００ｍ程行った所で時計を見ると既に５１分２０秒。かなり頑張ったつもりが思ったより全然タイムは悪かった。目標の１時間４０分切りが怪しくなる。後半は下り基調で風も止んだので、前半よりも更にペースアップし何とか遅れを取り戻そうと頑張る。兎に角苦しい。後はこの苦しみに最後まで耐えられるか自己との格闘あるのみ。救いはまだ足が全然問題がないこと。しかし、最後の４ｋｍ辺りから疲れが出て来て少しペースダウン。それでも今日は途中で抜かれた人を何人か抜き返す。あと２ｋｍ地点で１時間３１分を過ぎていたので目標クリアは難しくなったが、最後の１ｋｍからペースアップ。ゴールまで１ｋｍ弱の所で抜いた人が必死に追いかけて来るのを振り切ってゴール。目標には２９秒オーバーし、１時間４０分２９秒でゴール。
目標は達成出来ず残念だったが、ここ２レース、後半失速するパターンのレース展開だったので、ペースダウンすることなく、逆に最後はペースアップ出来たのは収穫だった。また、疲れや筋肉痛も殆ど無かったのも収穫だった。
腕時計の記録
平均心拍 １５９ｂｐｍ
消費カロリー １０２０ｋｃａｌ
