毛無山〜朝鍋鷲ヶ山

4/20は朝鍋鷲ヶ山〜毛無山へ。残雪期の山歩きも一段落。山が一番楽しい季節も終わりちょっと気抜けした感じの今日この頃。これといってプランも無かったが、野土路の水が無くなったので、また汲みに行く用も有り、その近くの山に登ることにした。去年も2回歩いているが、山の駅を起点に金ヶ谷山の肩に出て毛無山まで縦走、折り返して朝鍋鷲ヶ山まで歩くプランにする。
 9時前に山の駅に着く。朝から車が多く通るので何かなと思ったら、そう言えば凱旋桜が丁度見頃の季節であることを思い出した。9時過ぎに山の駅を出発。前回正月に来た時は新雪に苦しめられたが、その雪も今は殆ど見られない。1時間かからず金ヶ谷山の肩に出る。一旦下って小ピークへ登ったところで登山者と出会う。毛無山から三平山まで縦走するそうだ。その後は誰にも会わず縦走路は静かなもの。しかし白馬山に着くと一変、たくさんの人が休憩していた。まだカタクリには早いからそれ程でもないと思っていたが人の多さに驚く。毛無山に向かうと続々と登山者が降りてくる。毛無山山頂には2時間50分足らずで着く。山頂にも多くの人。丁度座った側にいた齢50は過ぎたと思われる女性が「ここにはゴミ箱はないの?」と言っているのが耳に入る。有れば捨てて帰ろうというのか?こういう人が山に来ているのだから、登山道に飴玉の袋がたくさん落ちていても仕方ないのかも知れない。ちょっと悲しくなったので10分ほど休憩を取っただけで折り返し再び静かな縦走路へ。以前この時期に歩いた時は白馬山から東はこれといって花も無かったように記憶していたが、今回何カ所かでキクザキイチゲを確認出来たのが嬉しかった。そのキクザキイチゲも野土路トンネルからの車道歩きで道路脇に咲いているのを見つけた。「こんな所でも歩いてみるもんだなぁ」と思う。17時過ぎ山の駅に着く。

金ヶ谷山のブナ林

カタクリ

毛無山から望む大山

キクザキイチゲ

朝鍋鷲ヶ山から望む大山