11/21 BRM1121瀬戸内海・オリーブ園200km

 11/07奥津に続いてAJ岡山の200km。今年最後のブルベ、と言うか、今年最後のイベント。今年はブルベに5回出ただけでした。あとはイベントとしては中止になりましたが乗鞍ヒルクライムに行ったくらい。来年はコロナも落ち着いてもっとイベントが開催されて欲しいですね。
 さて、今回は前回の反省点を考慮、忘れ物のチェックと自転車の整備はしたので機材的には問題なし。ウェアは悩みましたが、歳を取って寒さにも弱くなった分、安全サイドになってしまいます。昼は多分暑いかも。
 今回もコンベックス4時スタート。前回より若干多めの25人くらい集まった模様。5分前に最後尾辺りでスタート。2019年の夜の瀬戸内ブルベでは県道児島線を通りましたが、今回は茶屋町、天城を通って鷲羽山スカイラインへ。夜に自転車で県道児島線を通るなんて事故の元なので一安心。
 鷲羽山スカイラインの登り口でウィンドブレーカーを脱いでからヒルクライム。登り口が一番きつい坂で、それ以外はきついところはあまり無い印象でしたが、脚力が落ちて、殆どきつい坂になってしまいました。前回とは違って県南、汗をかいた後の下りでもそれ程寒くなく、気持ちよく下れました。職場が水島なのですが、久々に見る水島コンビナートの夜景が奇麗でした。
 瀬戸大橋の下のフォトチェックは山口さんのチェックを受けてリスタート。児島駅辺りで何人かに追いついたので付かず離れず付いていきます。王子ヶ岳辺りから児島半島にかけては休日によく走るコース。AJ岡山だけにちょっとした坂をパス出来る三井造船前の道は通らないだろうと思っていたら、そっちが今回のルートで思わずミスコースしてしまいました(^^;PC1である玉港のローソンでは持って来たどら焼きを1個食べてリスタート。信号待ち等により8人くらいのグループが出来、貝殻山への上りに突入。何時も裏(八浜)から金甲山に登った後、貝殻山に登るパターンなので久しぶりに反対側から。こちらは斜度がきついので敬遠していました(^^;のっけから皆さんに引き離されましたが、登っているうちに呼吸が楽になったのと体調も良いので、ちょっと頑張ってみることに。何とか前が見えるところで駐車場まで登りましたが汗ダクダクでした。
 貝殻山から一気に下ると甲浦のローソンがPC2。PC1からあまり距離がありませんでしたが、お腹が空いたのでどら焼きとたい焼きを補給。前回はほぼ一人旅でしたが、今回は同じくらいのペースの人が多かったので食事をしながらお喋り。キューシートを何枚かに分割したものをパウチし、めくれるように自作されている方がいて印象的でした。サイコンでナビされていてもミスコースをよくする自分にはキューシートだけで間違わずに走るのは絶対無理。
 児島湾大橋を渡って九幡へ。最近走ってなかったら、またまた工事中。海岸の道はよく工事をしています。迂回路を通って西大寺に出て、永安橋を渡り牛窓へ。30歳代の頃、西大寺の大森自転車さんのロード練習でこの辺りはよく走っていましたが、今は自宅からだと九蟠辺りまで折り返すので、とんと走らなくなりました。オリーブ園もその頃登って以来でしたが、なかなかの激坂で最後は息が上がりそうでした。山頂からの景色を見て「嗚呼、こんな景色だったなぁ」と思い出しました。
 オリーブ園から反対側へ降りると広大な錦海塩田跡地、昔は利用されていない空き地で、ラジコンショーなども開催されていましたが、今は
メガソーラー発電所。一面に敷き詰められたソーラーパネルがまるで海面の様。時代が変われば景色も変わり、また何十年後にはどんな景色になっているのか?そんなことを考えさせられる景色でした。錦海塩田の周りをぐるっと回ったあとは間口港へ2つの峠越え。1つ目は通り山の方の道を通った方が坂が緩く瀬戸内海の景色も良いのですが、もう1つの方のルートが選択されていました。2つ目は初めて通りましたが、木の枝や小石が結構落ちていて前回に続きパンクしないか慎重に下りました。
 間口港からは長島愛生園へ。途中まではあると思いますが、愛生園まで行くのは初めて。ここもアップダウンの連続。プロフィール図で一見平坦コースと思っても、細かなアップダウンがふんだんに用意されていますね~。愛生園でフォトチェックのあとトイレ休憩。寒い季節は特に公衆トイレの場所も予めチェックしておいた方が良さそうです(^^;
 虫明まで戻ったら、今度は八反峠を越えて備前市へ。この峠道も昔よく通りましたが、反対側からが殆どだったので峠を越えて池のほとりに出た所で気が付きました。久々井湾、片上湾の湾岸を走りR2方面へちょっと走ったところでPC3のコンビニに到着。ここではお喋りに花が咲いて大休止。お話しした方の一人から聞きましたが、備前市のコンビニは何処もごみ箱が設置されていないそう。上高地の時のようにお持ち帰りになりそうでしたが、ここのお店は店員さんにお願いしたら引き取って貰えました。自販機では飲み物を買ってからごみ箱が無いことに気付くことがよくありますが、今後はコンビニでもまずごみ箱のチェックが必要かも。
 PC3からは帰り道。直ぐに伊坂峠、ここも短いけど激坂が続き、最大勾配は15%以上と思われます。昼も過ぎて暑くなり汗だくで峠をクリア。ここから先は大した上りは無いものの、今度は市街地走行が待っています。個人的には交通量の多い道は出来るだけ走りたくないので岡南大橋へ戻るルートの方が良かったかな。城東から百間川に出た辺りからは交通量も増え路側帯も狭く神経を使います。中には前に出させまいと幅寄せする車もあって気分が悪く、そういう意味でも交通量の多い道は走りたくないですね。
 中央署前のコンビニ(PC4)に着いたら、PC3でもお話しした方に追いつきました。この後も市街地でペースも上げられないので、ここからはゆっくり一緒に帰ることに。車道を走るのが危険な箇所も多いので、歩道を通れる所は歩道を通って帰りました。時間はかかるし、事故の被害者にも加害者にもなる確率が高いし、段差も多く機材にも優しくないしで、登坂以上に疲れました。県外者なら指定されたルートを走るだけですが、地元民で道をよく知っているだけに「もっと危なくない道があるのでは?」という思いはありました。
 11時間22分でゴール。今回は体調も良く結構頑張って走ったつもりでしたが、パンクやその後の機材トラブルもあってあまり頑張って走れなかった前回より10分程早かっただけ。市街地に時間がかかったこと、狭い峠道が多く下りを飛ばせなかったこと、休憩が長かったことが要因かな。

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オリーブ園からの眺め

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錦海塩田跡のメガソーラー

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邑久長島大橋(人間回復の橋)

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