12/31 CANYON ULTIMATE ヘッド交換

CANYON ULTIMATEですが、ヘッド周りからパキパキ音がしたり、荒れた路面での振動が大きかったりといった症状が出ていたので、某サイクルショップに見て貰ったらヘッドのベアリングがもうダメになっているとの診断でした。

CANYON JAPANに連絡してヘッドのベアリングを調達し、サイクルショップに再度作業依頼をしましたが、スケジュール調整出来なかったので、正月休みを利用して自分で交換作業をやってみることにしました。

フォークを外してみると下側のベアリングは錆びてフォークにくっ付いていました。簡単には外せそうになかったのでマイナスドライバーを当て金槌で叩き出して何とか取れました。3年もメンテせずに使うとこうなるんですね~。これからは定期的にメンテしようと思います。

上下ベアリングを新しいものに交換したのですが、ここで大ポカをやってしまいました。下側のベアリングは内側にテーパーが切ってある方を下側にしないといけなかったのですが、気付かず反対にセットしてしまいました。確率1/2でNG選択。良かったのか悪かったのか? フォークを入れ、ヘッドセットで締め付けてタイヤをトントンやってたら、いきなりフォークとフレームが接触状態になり、ハンドルを切ったらフレームの塗装が削れてしまいました。これはおかしいとフォークを抜くと下側のベアリングの内側と外側が外れていました。

ここでハタと上下反対だと気付く。ベアリングの構造を考えれば当然と言えば当然。そんなことやる前に気付けよ>自分、と心の中で叫びました。外れたベアリングをはめ直して、今度は正しくテーパー側を下にしてセット。今度はヘッドセットで締め付けてガタツキを取った後、タイヤをトントンしても問題なし。初めての作業だったので、終わってみれば簡単な作業ですが、結構時間がかかってしまいました。今回失敗したので次回は大丈夫と言いたいところですが、次やるときはしっかり忘れて同じ轍を繰り返しそうです(^^;

ベアリングも一般的なサイズとは異なる様なので、CANYONの場合、乗り続けようと思ったら消耗品類はストックを持っておいた方が良さそうです。

なお、ヘッドセットも上から締め付けるタイプのものに替える予定でしたが、スペーサーの高さが足りず今回は断念。

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ベアリング、錆び錆びでした。

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